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こんな未来はおもしろそうだなあ、と思う話。

おはようございます。

昨日は、ひさしぶりに映画館で『千と千尋の神隠し』を観て、世界観と、特に音楽に圧倒されていました。。。

映画館の音ってめちゃくちゃいいなあ。

さて、今日も前と同じように、noteのフォロワーさん3000人記念でいただいた質問から、ちょっと書かせていただきたいと思います。

それは、こちらです!

西野さんは『エンタメで世界をとる』のがゴールだと思いますが、まーちゃんにとってのゴールは何ですか?

めちゃくちゃ素敵な質問をありがとうございます!!

今日はものすごく自分の話になってしまいますが、こういうことを言葉にしたり、書いておくのはすごく大事だと思うので、あんまり綺麗にかけないかもしれませんが、筆に任せてみます。

まず、やりたいことというのは明確にあって、それは『広場』を作りたい。

ただこれは、「場作りがしたいです」という抽象的なものではなくて、具体的に、都市計画やパブリックスペースのデザインを指していて、町のアートセンターとか、公園とか、お祭りとか、図書館とか、カフェとか。

そういうおもしろい空間をアートの側面から作ってみたいなと思ってます。

西野さんもサロン記事などで言われていたけれど、『路地』とかめちゃくちゃおもしろいなあと思っていて、人と人が出会うポイント、人と人の間に何かが起きる場の設計とかはめちゃくちゃ興味があります。

じゃあどうして建築やデザインコースじゃないのか、という疑問がわきそうですが、自分でもふしぎで、興味を突き詰めた結果、社会学や文化人類学と呼ばれるようなものに惹かれて、今になります。

図面を書くような具体的な設計ではないけれど、「社会ってどうやって成り立ってるだろう」、「コミュニティはどうできていくんだろう」、「『文化』はどう作られて、アップデートされてくんだろう」みたいなことに興味があって、そういった「人の集まり」みたいな、「営み」みたいな視点から『パブリックスペース』とか考えたいなと思っています。

ちなみに、私がすごく尊敬している女性のクリエイティブディレクターの方は、バイオ(生物学系)のアーティストさんですが、生命科学の視点から都市開発とかに携わっていて、そういういわゆる「デザイン」とはちがう視点から考えられたら、めっちゃおもしろそうだなあと思ってます。

「日本には『広場』がない」とよく言われるけれど、ヨーロッパのような丸い広場はなくても、日本なりの『広場的な場所』はあるような気がしていて、でもまだまだ足りてない、というより、これから未来の町を作る時にますます必要になると思っていて。

それを建物とかテクノロジーとかの『ハード』面じゃなく、人の気持ちや行動を意識した『ソフト』から考えられたらと思ってます。

ここら辺の話を、先日の『キンコン西野さんに勉強を教える会』でお話しさせていただきました。
だからあの時は、「公園を作りたいです」と言いました。

今、西野さんのもとでエンタメを勉強させてもらっているけれど、オンラインサロンのことや、コミュニティをどう盛り上げていくのか、そして実際にイベントを開いてみて、お客さん目線をどう考えるのか。

そういうひとつひとつにめちゃくちゃ勉強&実験させてもらっています。

あと、未来の町を考える時に、「テクノロジー」や「メディア」の話は欠かせないと思っていて、特にこれだけオンラインが進んだ時に『場所の意味(場所性)』みたいなものがどう変わっていくのかにすごく興味があるので、今やらせてもらっているVRのプロジェクトもめっちゃおもしろいです。

(↑『西野亮廣エンタメ研究所』のサロンメンバーさん限定)

『ゴール』という言葉とは少しちがうかもしれないけれど、「作ってみたいもの」「わくわくする未来」はそんなところにあります。


そして、これは『目的』というより『手段』に近いけれど、でも「こんな風になれたらいいなあ」と思っているイメージがもうひとつあって。

それは、いろんな専門を持った人たちと、チームでクリエイティブなことを実験し続けること。

文系も理系も関係なく、アカデミックな人も職人さんも混じって、みんなで社会におもしろい実験を仕掛けられたら、そういう「謎集団」みたいなのがやれたらすごくわくわくするなあと思ってます。

例えば、デザイナーと、ミュージシャンと、建築家と、哲学者と、エンジニアと、工芸の職人さんと、ダンサーと、みたいな。

一見、「これ何のチーム?」と思われるような人たちが集まって、それぞれの視点から同じような問いを考えて、社会に何か仕掛けていく。

日本ではちょっと珍しいけれど(とはいえ、憧れてる方たちはたくさんいる!)、世界標準でみたらもうそういうやり方は普通になってくるだろうなあと思ってます。

これは西野さんやその周りの方たちが、互いに切磋琢磨しながらいろんなことに挑戦されてる様子をみてますます感じていて、自分とちがう領域の人とコラボしたり、時には相手の領域に踏み込んでみたり、掛け算してみたり。

そうやって、いくつになっても『遊び』を続けるのってめちゃくちゃかっこいいなあ、楽しそうだなあと思うんです。

でも、そうやっておもしろい人たちと一緒にいるためには、自分もおもしろいものをアウトプットし続けなきゃいけない。

それぞれが「専門」があって、武器があって、挑戦し続けているからこそ、一緒にいられるんだろうなあと思います。

私は、ルクアさんの個展のプロジェクトをやらせていただいた時も、今VRのプロジェクトをやらせてもらっていても、一緒にプロジェクトをやっている相手の方々から学ばせてもらうことが本当に多くて、それぞれの領域で「プロ」として勝負されてる方たちって本当にかっこいいなあと思ってます。

この前、VRのエンジニアさんたちの会に参加させてもらって、余計に感じました。

今は「西野さんのインターン生」という立場で、普通では関われないような方たちとプロジェクトをやらせていただいているけれど、いつかその肩書きが外れた時にも、そうやっていろんな場所で勝負している「プロ」の方たちとおもしろいことができるように、一緒に時間を過ごせるように、もっともっとエンタメを勉強したいです。

そして、もっともっといろんな「プロ」の方にお会いして、作品に触れて、「プロとして仕事をするとはどういうことか」を五感で吸収したいです。

ということで、少し長くなってしまいましたが、私がいま思う「こんな未来はおもしろそうだなあ」について、書かせていただきました。

ここまで長々と書かせていただいていただきましたが、私は明確な「ゴール(到達点)」があるというよりも、こうやって「あーでもない、こーでもない」といろんな人たちと実験したり、作戦会議している時がいちばん楽しいのかもしれません。

そう思うと、つねに自分で実験を仕掛けさせてもらえる「チーム西野」の今の環境は最高です。いつもありがとうございます!!

6月ラストの日!!!
楽しみましょう〜〜〜(๑و•̀ω•́)و

(質問してくださった方、ありがとうございました!)

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【えんとつ町のプペルVRクラファン】

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個人的には、VR兄さんたちと裏話を綴っていく「開発日記」がすごくおすすめです・・・!😊


※写真はサロンメンバーのエリーさんです!ありがとうございます😊


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