えんとつ町で、あなただけの物語をつくる。
おはようございます。
昨日、これから西野インターンを考えている方や、いつも応援してくださる方に向けて、こんな記事を書かせていただきました!!!
自分が思っていたよりもたくさんの人に読んでいただき、いろんなコメントをいただきました!いつもありがとうございます!!
もしインターン迷ってる方がいたら、ぜひ応募してみてほしいです!
さて。
今日は、昨日話させてもらったわたしが担当させてもらっている色んなプロジェクトの中から、『えんとつ町のプペル』のVRを作る!というプロジェクトについて書かせてもらいます。
実は、昨日のお昼の12:00から、「『えんとつ町のプペル』のVRを作りたい!」というクラウドファンディングをスタートしました!
公開から約12時間で、支援総額144万円、136人のサポーターさんにご支援いただてます!
みなさん本当にありがとうございます!!!
このプロジェクトは、オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』のサロンメンバーさんたちと、専用のFacebookグループを作って進めています!
(↑サロンメンバーさん限定です!!)
すでに6000人以上の方に参加していただいていますが、このクラファンをきっかけに、もっとたくさんの人にこのプロジェクトを知ってもらえたら、そして、「1万人と作るVR!!」なんてできたらめちゃくちゃ素敵だなあと思っています。
そこで、あらためてなんでこのプロジェクトをやっているのか、そしてどんなエンタメを作ろうとしているのか、書かせてください!!
そもそも『えんとつ町のプペル』は、8年前に西野さんが一人で描きはじめ、個展や舞台などを通じて、たくさんの人に愛されてきました。そして、ついに今年は映画が公開されます。
そんなプペルプロジェクトの集大成となる今年、『えんとつ町のプペル』を題材にしたVRを作りたいと思っています。
実は過去にも、『えんとつ町のプペル』のVRは、萱嶋さん、高品さんという方が独自に開発されていました。全国で体験会を実施したり、パリのエッフェル塔個展でも展示されるなど、たくさんの人たちに楽しんでもらいました。
今回、そこに初めて(株)NISHINOも参加し、みんなで協力して新しいVRを作ります!
(大阪のイベントにて)
(エッフェル塔個展!)
ここまでが、今回のVRプロジェクトを始めることになった経緯です。
その上で、じゃあみんなで目指すのはどんなVRなのか。
実は数日前、VRグループでとあるサロンメンバーさんから、
「やりたいこと、やるべきこと、できることもわかってきたけど、何を目指しているのか、ビジョンの部分がいまいち見えない」とコメントをいただきました。
たしかに、目の前のプロジェクトを進めることに必死すぎて、そこをきちんとみなさんにお話できていなかったのかもしれない。
そこでもう一度、開発の萱嶋さんや高品さんと、「自分たちはこのVRを通してどんな体験を作りたいんだろう」と、考えました。
そして見えてきたのが、
「えんとつ町で、あなただけの物語をつくる」
という言葉です。
VRときくと、「テクノロジー」や「最新型コンテンツ」というイメージになりがちです。でも私たちが作ろうとしているのは、それ以上に、新しいエンタメのかたちです。
しかも、ただ映像やそれを体験するデバイスが新しいというだけじゃなくて、「これまでにはなかった『物語』の新しい体験の仕方」。
これまでのさまざまなファンタジーは、絵本でも映画でもミュージカルでも、基本的には用意されたひとつの物語をみんなで一緒に体験する、というものでした。
もちろん人によって目をつけるポイントや、物語の解釈はちがったりするけれど、「そもそも見ている物語がちがう」なんてことは起きませんでした。
でも、今回のVRが目指すのは、まさにその「体験する『物語』が一人一人ちがう」というもの。
VRでは、バーチャル上のえんとつ町をお客さんは自由に歩き回ることができます。今回は、ドーム1つ分くらいの広さの町をVRで作ろうと思っているのですが、まさにそのドーム1つ分の空間を遊園地を歩き回るように、自由に遊べます!!
・・・と言ってもなかなかイメージしづらいですよね(笑)
実は、前に独自でプペルVRを開発されていた高品さんたちの動画を見つけたので、これを見てもらえると少しわかりやすいかもしれません。
この映像の風景みたいに、自分が本当にその町の中にいるような景色になって、自分が歩いたり、首を回すと、視界も変わります。
なので、例えば友達とふたりで同じえんとつ町に参加しても、自分は広場や砂浜に行って、友達はえんとつの上にずっといたりすると、見ている景色や、そこで出会う物語がまるでちがうんです。
でも、同じひとつの世界で起きていることなので、全く別の体験をしているわけでもありません。
それはどこかつながっています。
でも、こんな風に、お客さん自身がどうやってその町を歩くかで、物語の体験がひとりひとり変わってしまうんです。
これってすごくないですか?
ファンタジーの世界の出来事が、自分の行動と結びついて、まるでその世界が本当に存在しているかのように体験できる。
物語を「受け取る」側だけじゃなくて、自分も「つくる」側になれてしまいます。
これってめちゃくちゃ可能性があるし、これからもっとわくわくできるなあと思っています!!!
わたしも昔は、VRやメディアアートってきくと、「なんか難しそう・・・」となんとなく苦手意識があったんですが、実際に自分が体験してみて、一気にイメージが変わりました!!!
「仕組みとかテクノロジーとか難しいことはわからんけど、楽しい!!!」って(笑)
なので、このプロジェクトでもそんな風に、たくさんの人に「えんとつ町」をわくわく体験してもらいたいなと思っています。
もし子どもたちが、絵本の世界を自分で体験できたら、どんな顔をするんだろう。
そんな色んな夢をふくらませながら、日々みんなでプロジェクトを進めています。
ここから完成まで約半年。
ぜひ一緒に、未来のエンタメを作ってもらえたらうれしいです。
応援よろしくお願いします!!