見出し画像

僕の原点noteと減点note 第一部

まあや@育嫁に奮闘中

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

これは僕の過去であり、原点のメモ。

過去があるから、今がある。

それを受け入れたら強くなれました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

第一部　原点回帰


僕は6歳で父を亡くし

それから女手一つで母親に育てられた。

きょうだいは3人いる。

だから
中学まではマジで金がなかった。

お小遣いは辛うじて貰えていたものの

小学生は6年間500円、中学生で1000円

月1でジャンプを買うのが楽しみだった…


子どもながらにお金がない事は理解していた。

時々、これがほしい、あれがしたいと無理を言うこともあったが、子どもだったなと思う。

それでも、母親はお金がない事や余裕がないという素振りを見せないでいた。

でも白米が麦に変わった日を今もちゃんと覚えている。


母親が夜に仕事してたのは分かっていた。

それでも毎日朝食を作り高校3年間の弁当を作ってくれた。

だから

18歳で早く働いて家を出ようと思っていた。

少しでも母の負担を失くす為という建前と

早く自由になりたいという本音を胸に…


兄は高校生の頃に少しグレて、酒やタバコにも手を出していた。

同部屋だったが、よく泥酔してゴミ箱に吐いたのを僕が処理したもんだ。

タバコの煙は臭いけど我慢した。

吸うか？って言われても吸わなかった。

兄は高校生2〜3年生の時、2年付き合った彼女をよく家に呼んでいた。

押し殺す喘ぎ声と微振動。

自分の部屋だけど、ノックをして様子を伺った。

時々、それを忘れて勢いよく入ったら、2人が重なっていた。

気まずさで漫画一冊取って飛び出した。

その日から

僕は自分の部屋に入れず、ほとんどをリビングで過ごしていた。


ある日、夜中に兄の泣き声がした。

間髪いれずに母の怒鳴り声も響いた。


なんだろう？と思い、気づくと眠たい頭を起こして意識を傾けていた。


兄は彼女を妊娠させたらしい…

兄が高校3年生の時だった。

堕ろす事は話し合って決めたらしい。もちろん金がないから、母が支払ったはず。

その日以来、兄と彼女は会う事もなくなったようだ。

兄は抜け殻みたいだった。

高卒で就職して、働いて酒を呑んで寝るだけの社畜だったと思う。

命の大切さと目標の大切さを学んだ。


僕には妹もいる。

幼い時は、よく面倒を見ていた。

まるで怪獣みたいでよく噛まれたり、引っ掻かれたりしたもんだ。

小学生高学年になると、ストンと落ち着き、インドア派になり、口数も少ない。

勉強はめちゃくちゃ苦手で、運動もイマイチ。

何をしても冴えない子だった…

中学、高校と進路相談を受けるのは僕。

何をやりたい？
どんな大人になりたい？

と聞いても首を傾げるばかり。

結局、高校は長男と同じ学校へ…

高校では部活に入らず、アルバイトもせず、友達とも遊ばずに家に居た。

本当に家でゴロゴロしたり寝るのが好きらしい

成績も底辺で、やりたい事は見つからず…

これ以上、勉強はしたくないからと大学へは行かず、就職を決めた。

そんな妹に母はいつも甘かった。

決まって、仕事はちゃんとできるの？大変だけど大丈夫？とお節介をやくのは僕の役割だった。


妹は就職して、もうすぐ3年が経とうとしている。

辞めずに続けていて、職場の人にも人気みたいだ。

あの鈍臭い妹が、まだがんばっている。

人が本当に輝く舞台は10代のうちに用意されていないのかもしれない。

そして、

どこにその舞台が用意されているのかも分からない。

人は、意外な所で本領を発揮するかもしれないという事を学んだ。


第一部は、ここまで！！

次回、「第二部 僕の減点note」を書きます。

もう少々、お待ち下さい。

画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？