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【フレスコボール】ラリーを長く続けるコツ
フレスコボールメインの内容を書いてみます。
少しポジショントークになってしまうかもしれませんが、上達へのポイントとして自分なりに考えていることを。
多少、経験者向けかなと思います。
フレスコボールには大前提として、「相手の打ち返しやすいところに打つ」というのがあります。
具体的には、打ちやすいところに、「ボールの向き(方向)」と「ボールの強さ(速さ)」をコントロールして打つことが求められます。
「ボールの向き」が合っていなければ、相手は当然、いい姿勢で打ち返せないし、「ボールの強さ」が強すぎたり弱すぎたりすると、タイミングが合わなくなったり相手のラケットがボールに負けてしまったりします。
「ボールの向き」に関しては、だいたいみんな意識してると思うので、今回は「ボールの強さ」のほうに着目します。
ある程度まっすぐ返せるようになったのに、なかなか長いラリーができないという人は、この「ボールの強さ」が相手にとって適切でない場合が多いです。
簡単に言うと、「力加減」ですね。
世界チャンピオンのマルセロ選手は、見た目はパワフルでアクロバティックな印象ですが、よく「コントロール」と言っていました。
こちらの動画でもボールがブレたときに「Control!Control!」と言ってくれています。
そして、マルセロ選手自身、ボールコントロールがすさまじくいい選手です。
思いっきり打ったときの精度はもちろんですが、ここで私が言いたいのは、ボールが乱れたときの強弱のコントロール。
必要に応じて、強くも弱くも打てる。
この能力があるから、落球が少ないラリーができるのだと思います。
個人的に思うのは、人間は、90~100%の力を出そうとするのは意外と簡単で、自分の力を50%や70%に調節するほうが難しいのではないかということです。(本当の意味で体が持つ100%の力を出しきるのはとても難しいんですが、今は感覚値の話)
これが力加減です。
そして、力加減とは、ゼロの状態から50%の力を出すのではなく、100%から50%や70%まで力を「抜く」アプローチのことだと思っています。
自分の力を「制御する」能力、ということになります。
制御がうまくできる人ほど、ラリーは続きます。
男性や力のある方は、もともと体が持っているパワーが大きい分、人によっては、制御するのに苦戦する印象を受けます。
逆に、女性のほうが力強さはなくとも、淡々とラリーを続けられたりするのは、そういうことではないかなと。
ボールの強さをコントロールするためには、力を抜く意識が要ります。
ぎりぎりの体勢であっても、肩や手元の力をフッと抜けるかどうか。
競技者になると強いボールを打つのが基本にはなりますが、強いラリーの合間に繊細な力加減を入れられる選手は、本当に強いなと感じます。
ということで、ラリーを長く続けることにフォーカスした場合のポイントについて、ふと思ったことを書いてみました。
若干のポジショントークにはなりましたが、何かのヒントになれば嬉しいです。
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