推し活への熱が冷めた話
きのうとおとといは、中学時代から好きだったアーティストのライブに行きましたが、昔ほどの高揚感がないのが不思議です。
嫌いになったわけではないのです。
推し活より楽しいことを見つけて推し活がさほど重要じゃなくなっただけです。
ファンになってから8年後、ライブ初参加
中学生の時に住んでいたのは超がつくド田舎でした。
住んでいる県内でライブはあったものの、県庁所在地なのでド田舎から行くのはあまりにも遠すぎるのと、時間的にも金銭的にも難しかったのと、夜に終わるライブに行くことについての親からの理解が得られなかったので、成人して時間やお金にある程度余裕ができるまでライブには参加できませんでした。
辛い時支えてくれた推し
学生時代の私はいじめられていて友達がいませんでした。
どんなに学校がつらくても苦登校を強いられて、理想の娘を演じ続けなければ家庭での居場所はありませんでした。
就職してからも正直あまりいい環境とはいえない職場だったので、心身ともに病気になって、何度か自殺未遂まで行ってしまって、その後は数年間引きこもりになったこともありました。
それでも、大好きな音楽を聴いて推し活をしているときはとても幸せでした。
ライブの高揚感は、あまりない
日常生活がとても辛かった時はライブに行ったり音楽を聴いている時がとても幸せでした。
今でも、ライブは好きですが、あの時のような高揚感はなぜかあまり感じられませんでした。
推しが嫌いになったわけではない
現実がそこそこ充実してきたので、推し活より楽しいことを見つけて、推し活の優先度が下がっただけです。
これからは、ゆるく推し活します
遠征しない(地元公演だけ参加)
CDは買わない(サブスクやレンタルで済ませる)
グッズ購入も控えめに(普段使い出来そうなものだけ購入、Tシャツやペンライト等は古いものを長く使う)
ラジオ、テレビ、雑誌、SNS等はチェックしたいときだけチェックする(義務的に嫌々チェックしない)
推し活は良い思い出
推し活より楽しいことを見つけて推し活熱は冷めましたが推し活で後悔していることは全くありません。
辛いときに聴いたあの音楽は、これからもずっと心に残り続けると思います。
とはいえ嫌なこともあった推し活
推し活仲間とのSNSトラブル
推し活仲間同士のマウントの取り合い合戦や上下関係
会場でのマナーの悪いファン
私にとって推し活はマイルドな宗教だった
始めるのも辞めるのも自由
図書館やYouTube等を使えば無料でも楽しめる
お金がかかっても明瞭会計なので計画的に楽しめば破産の心配なし
推し活に出会えて本当によかった
辛い人生を乗りきるための心の支えでした。
カルト宗教などにハマるよりは良心的かつ楽しいものなので、無害に楽しく心の支えを得ることが出来たことは非常に感謝しています。
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