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特集:インフレの行方を考察-リスクとリターンは紙一重-

私が資産運用をするうえで最も注力していること…それは銘柄分析ではありません。とある企業を分析するとして、それは「ミクロ」の視点を持つことになります。例えば、株式市場が幅広く急落するなか、逆行高を演じる企業があるとすれば、「ミクロ」の視点でその投資は成功したと考えることができます。しかしながら、この方法でリターンを獲得し続けることは困難だと私は考えています。

一方で、「マクロ」の視点で資産運用をする方法があります。経済や政治など、世界の「情勢」を幅広く考慮したうえで、投資を行います。したがって、投資のリターンは概ね株式市場の流れに沿った規模になります。例えば、インデックス投資は「マクロ」に分類されます。
私は、この「マクロ」の視点を最も大切にしています。

では、なぜマクロを大切にしているのにインデックス運用をしないのか?それは、株式市場が「特定の時間軸」に焦点を当てた取引をされていると考えるからです。私はその点でマクロを重視しつつ、個別株で運用することに勝ち筋があると考えています。

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