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見た目で伝わること

note投稿100日チャレンジ、85日目。

講師でお世話になっている芸能事務所アンカットさんのレッスンを見学させていただく。

模擬CMオーディションを開催して、俳優は現場でどんな振る舞いをすれば良いのかを練習して研究していくレッスンだ。
オーディションの模様を撮影して、後で映像を見て振り返りながら講師の方からアドバイスをもらうなど、実用的な内容だなぁと思って私も勉強させてもらった。
(子役の時にこういうレッスンを受けた記憶があるけど、もう覚えていないなぁ)


実は身体性を意識したオーディション対策レッスンを、今度開発する事になったため、見学をさせてもらったのだけど、いろいろと気づきがあった。

オーディション会場では、自身の演技やキャラクターを見せる事が目的ではある。
しかし、演技審査をやる前から勝負は始まっている!!!

自己紹介の印象や、スタッフさんとの受け答え時の立ち姿、振る舞い方など、良い印象を与えるのはとても大事。
良いという定義は人それぞれだけど、
少なくとも好感を持ってもらえる印象づけは、
身体の部分でフォローアップできると考えている。

オーディションとは、セルフプロデュースの披露の場だ。
どのように人から見られているか、
という自己認識力が大事だ。
そこには「身体性」が必要で
もっと自分の身体に意識をしてもらいたいよなぁと思いながらレッスンを見学していた。

俳優の立ち姿が、猫背だったり、
カメラの前でターンをしているときの動き方が
ぎこちなかったり、首が前に出ていたり、
肩の高さに左右差があったり、
スマートではなかったら、審査するクライアントやキャスティングのディレクターは、どういう印象を受けるだろうか。

その俳優の一番自然な状態の身体が、
相手には不自然な状態に見えてしまうことが、とても勿体ない。

例えば、
猫背で首が前に出ていると、品がないように見えてしまうし、
若者だと貧乏な学生に見えてしまったり、
求められる役とは違う印象を、オーディションの初めての自己紹介の段階からすでに与えてしまう可能性がある。


オーディションにかぎらず、対面で人と接するときの印象は
話す内容よりも見た目が大きく左右する。

メラビアンの法則では、第一印象で相手に伝わるのは、
見た目が55%、声の大きさやトーンが38%、話の内容が7%だという。

身体を鍛える、身なりを整えて清潔感を出す、動き方を丁寧にするなど
少し身体や見せ方を意識するだけで、相手への印象が良くなるものだ。

私のマイムの師匠はお辞儀にうるさかった。
お辞儀をゆっくり、丁寧に、いい角度ですることで印象が変わると教えられた。

身体で発信している情報は意外と多いものです。
これも非言語表現のひとつとして意識をして欲しいなぁ。

そんなレッスンを作ろうと思っている。


【今日の #まートレ
太陽礼拝×10
ヘッドスタンド4分
プールトレーニング
500泳ぐ、100mウォーキング
ピンチャマユラーサナ


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