見出し画像

ヘッドスタンド100回チャレンジから学んだこと

自粛期間中は、昨年から続けていたヘッドスタンド(三点倒立)の練習を自宅でしていました。
ヨガティーチャー資格を持つ友人から、ヘッドスタンドのやり方を一度だけ教えてもらったことがきっかけで始めたのが去年の10月。

正しいやり方かどうかは怪しいのですが、100回やってみたら何かをつかめるだろう!ということで、ツイッターで発信することもセットで、100日(回)チャレンジをセルフプロデュースして、コツコツと続けてみました。

今日(7/1)、ちょうど100回目(のツイッター投稿)が終わったので、この挑戦はゴール。思ったことをブログに残しておこうと思います。
ヘッドスタンドに挑戦している人に、役に立つことがあれば嬉しいです。

ヘッドスタンドをやるにあたって、私なりに分析したポイントを書いてみました。

・三点の土台(両腕と頭)の安定性
・あごの角度を調整してベストな頭頂部(三点の一点)のポイントを探る
・腹筋を使って上半身をキープ
・倒立時に背面側に倒れそうになる恐怖心と向き合う
・倒立をした時に頭頂部にかける重心の割合
・腰を入れる感覚。倒立時の身体が真っ直ぐになっている感覚をつかむ
・視線は一点を見つめて、心も身体もぶれない
・呼吸は平常時の状態を心掛ける

三点の土台(両腕と頭)の安定性

肘〜手首の腕の2つ接地面と、頭頂部の接地面がしっかりと安定しているか。
この安定した土台を意識できるまでに時間がかかりました。20回目以降から、キープできる時間が延びてきたので、土台を意識できたのかも。


あごの角度を調整してベストな頭頂部(三点の一点)のポイントを探る

100回やってもまだ難しい。プロから客観的にフィードバックをもらいたい部分。

ヘッドスタンドに入る際、頭を床に置いたときのあごの角度によって、微妙に倒立時の頭頂部の位値が変わる。倒立時は三点で身体を支えるのですが、頭頂部の接地面の丁度良い「点」がズレると、安定しないことが何度もあったので、これは最重要ポイントかも。

画像1

腹筋、背筋を使って上半身をキープ

倒立時に一直線に状態をキープするには、腹筋と背筋を使って身体を支えています。

動画で見るスマートなヘッドスタンドのやり方は、腹筋背筋を上手に使い、静かに床から足を上げていく方法がありますが、私は筋力が足りないので足を蹴り上げて、一気に高いところへもっていきます。この方法は、けっこう首の負担がかかってしまうので、これもプロからフィードバックをもらいたい部分です。

倒立時に背面側に倒れそうになる恐怖心と向き合う

40回目くらいまで、倒立の状態から後ろ(スタートの足を蹴り上げた反対側)に倒れることが怖かった。失敗した時の受け身のとり方や倒れ方を想定できていなかったので、倒立の状態から、上体を直線にしていく勇気(微調整)が上手く出来ませんでした。動画で見直してみると、思っていたよりも身体が一直線になっていない事が40回頃までは続いていたので、身体が倒れそうになるメンタルとの闘いと、安定した土台をつくってどこまで身体をキープできるのかという筋力を試している感覚がありました。

画像2

倒立をした時に頭頂部にかける重心の割合

ヘッドスタンドをした時に、ポイントになる頭頂部の「点」の支えに、どのくらいの重心を乗せると楽なのか。

これは80回目以降から特に意識し始めたことでしたが、毎回のヘッドスタンドによって体幹の筋力がついてくると、頭頂部に重心を乗せなくても安定してくる感覚は感じられました。これは首への負担軽減にも繋がるものかなと思ってはいます。そもそも、首は、首から下の身体の重さを支えるほどの筋力や構造はしていないはずなので、ヘッドスタンド時の頭頂部の重心の入れ方、重心の割合は気をつけたいポイントな気がします。

実際に10分以上ヘッドスタンドを毎日やり続けた日は、首の筋肉痛?や、顎周りと首周辺の筋肉に違和感があったので、やりすぎたのか、ポーズが悪いのか、プロの意見を聞いてみたいです。


腰を入れる感覚。倒立時の身体が真っ直ぐになっている感覚をつかむ

動画で見直しも、腰から反ってしまって、一直線にならないことが多かったです。

70回目くらいからは、意識して「腰を入れる」ことで身体の直線を意識できるようになりました。逆立ちの上体で、身体が一直線であると認識する感覚をつかむのは時間がかかりました。これは動画で毎回撮影をして自身でフィードバックできたのが良かったです。

(インスタでは、オシャレな海岸でヘッドスタンドをやっているのを見ていたので、対抗心から近所の公園でやってみましたw)

視線は全体を把握しつつも、焦点を合わせて集中することで、心も身体もぶれない


私はヘッドスタンドを体幹の筋力トレーニングとして捉えていたのですが、後半から余裕が出てきて、瞑想の観点でも取り組むことができました。

こうした静的な身体の使い方と精神的な身体性は、パントマイムのパフォーマンスをやるときと同じなんです。集中するスイッチを、逆立ちの状態で入れるのは非日常体験に入りやすく、瞑想効果も得やすかったと思います。この点は、もう少し深掘りして、文章に残したいので、また改めてブログを書きますね。。

画像3

呼吸は平常時の状態を心掛ける

初めの頃は、倒立すること自体に慣れていなかったり、逆さまになった世界を見ている状態で平常を保つことが難しかった。60回目以降から、ヘッドスタンドのやり方や、筋力、土台が安定してきた実感があり、メンタルにも自信がつき始め、呼吸も意識できるようになりました。

逆さまの世界で、平常時の呼吸をしている自身がとてもシュールです。瞑想状態に入ると、12〜13分の倒立キープは無理なくできた感覚はありました。筋力がつけば、より長くキープできるものかなとも思います。

(1回目のヘッドスタンドは2019年10月10日からでした。壁がないと怖かった。。)

スクリーンショット 2020-07-02 0.49.41

ツイッターで発信した動画アーカイブ

1回目 2019年10月10日スタート!
https://twitter.com/maasaTw/status/1181970325124202496?s=20

4回目 初めて壁なし
https://twitter.com/maasaTw/status/1182676893071360001?s=20

6回目 頭頂部を意識
https://twitter.com/maasaTw/status/1183288317216841728?s=20

14回目 直立できてきた
https://twitter.com/maasaTw/status/1191024265966964736?s=20

22回目 3分 最長記録
https://twitter.com/maasaTw/status/1197152763286704128?s=20

34回目 4分 最長記録更新
https://twitter.com/maasaTw/status/1205811176002600962?s=20

41回目 最長記録6分キープ
https://twitter.com/maasaTw/status/1211952066320429056?s=20

42回目 公園でやってみるの巻
https://twitter.com/maasaTw/status/1212377433501888512?s=20

50回目 折り返し、だいぶ安定
https://twitter.com/maasaTw/status/1217820210524086272?s=20

62回目 10分30秒キープ
https://twitter.com/maasaTw/status/1237766806854496257?s=20

71回目 外でやってみるの巻
https://twitter.com/maasaTw/status/1244641817817014274?s=20

80回目 最長記録12分30秒キープ
https://twitter.com/maasaTw/status/1258569696950906881?s=20

89回目 足でこぐ動き
https://twitter.com/maasaTw/status/1266199046802206720?s=20

93回目 肘倒立に向けて練習開始
https://twitter.com/maasaTw/status/1270549681743912961?s=20

99回目 土台が安定
https://twitter.com/maasaTw/status/1274614890515202048?s=20

100回目! 2020年7月1日https://twitter.com/maasaTw/status/1278306246861262848?s=20


いいなと思ったら応援しよう!