消費者理会
note投稿60日チャレンジ、46日目。
執筆時間が深夜になってきている。
さすがに24時を越えると、頭も疲れているので、今日は議事録的な感じで。
今日は「消費者理会」というウェビナーに参加した。
マーケティングにおける消費者行動を学べるオンラインイベント。
今回はプリファードネットワークスの富永朋信さんがゲストだった。
コミュニケーションの本質を語っていてとても勉強になったので、記録に残しておく。
人を理解していくこと
人間が人間を理解していくうえで、最も気を付けたいのは
分かっているという「おごり」だ。
消費者を、わたしと同じ「人」であるという認識から、
自身の経験から見た「メガネ」をかけて人を見て判断し
消費者を分かった気になってしまう。
この偏見の「メガネ」は外して人を見ることは出来ないが、
相手に「感情移入」することは出来るという。
それは、人(消費者)がどういう環境で育ったのか。
どんなことが好きで、どんな価値観を持っているのか。
人(消費者)を、想像力を持って見ることが大切だ。
また、そうした仮説を元に、さまざまな人と意見をつきあわせて、
人(消費者)の解像度を高めていくことも必要だ。
わたしとは違う人の気持ちを本当に理解できるのか
この問いは、コミュニケーションにおいても大切にしたいことだ。
富永さんは理解できると仰っていた。(かっこいい!)
コミュニケーションの中で、どうしても人との差異に注目してしまうが、
他者との共通性があると信じて、そこを探っていくという。
共通な部分、それは感情だ。
生きている世代が違っても、異文化でも、信じる宗教が違っても、
人は何をしたら嬉しいか、悲しいかなどの情動や、
価値の感じ方は共通性が高いという。
いま、私が注目している心の知能指数(EQ)と繋がる話だった。
人の感情をよく観察して、差異に注目して、違和感を見つける。
そうすることを繰り返して、他者理解が深まっていくこと。
今日のマーケティングのお話しに、コミュニケーションの本質を見つけることができて、大変勉強になった。
何の仕事でも同じだと思うが、人を理解しようとすることが、
全ての出発点であり、目的なのかもしれない。
私はそれを、マイムという身体表現や演技がきっかけで向き合い続けているし、さまざまなコンテンツの制作に関わって、人のさまざまな部分を理解しようとしているんだと思った。
表層的な部分と深層的な部分も含めて、理解してみたい。
まずは、自分の心の知能指数を知るところから、かな。
【今日の #まートレ】
ピンチャ1分