私の寅さん
今日は『男はつらいよ 私の寅さん』を鑑賞しながら
冒頭から実況(or ツッコミ)をば
※ネタバレします
※頭から箇条書きで実況しているだけの まとまりのない文章です
この作品は昭和48年(丑年)の年末から
翌年寅年の正月映画として公開された
寅年の寅さん
ちなみに 寅年に公開された作品は他に・・・
13作『寅次郎恋やつれ』(夏)
14作『寅次郎子守唄』(寅年の年末に公開開始=兎年の正月映画だが一応)
36作 『柴又より愛をこめて』(年末〜正月)
37作『幸福の青い鳥』(寅年の年末に公開開始=兎年の正月映画だが一応)
49作 『寅次郎ハイビスカスの花 特別篇』(年末〜正月)
私の寅さん
それでは 冒頭から・・・
デパートから帰ってきたさくらの格好が可愛い
倍賞千恵子 やっぱ おしゃれが似合うこの回では珍しく さくら、博、おいちゃん、おばちゃんが九州旅行へ
渥美清がロケで日本を巡るのは毎回のことだが その他のキャストが こぞって九州ロケって他にあったっけ? そういう意味でも とても楽しいそして当然だが その旅行前日に帰ってくる寅次郎(このタイミングで帰ってこないわけがない笑)
そして当然 それをひた隠しにする 車家一行
それが当然ばれて 当然キレる寅次郎 (毎度思うが これは寅が正しい いや 本当スッと言えよな スッと でも言えない理由もわかる=これが醍醐味!)
寅と過ごすことを”おもり”と称するタコ社長 そしてそれをすることを 頑なに拒否するタコ笑
その後 寅の優しい言葉に涙するタコ 結局いい奴笑
『二人で留守電してのんびりやろう なア』 じんわり来る笑
『あとは俺が引き受けるから』この回の社長 一番男らしいかも九州旅行開始・・・
寅さんは電車移動が多いから 空港が画面に出るのも結構レア
大分空港に行ったことがある人は 昔の外観が懐かしいんじゃないかなさくら『博さん キャメラキャメラ!』笑
高崎山 猿へのズーム からの寅次郎
満男『おならぶーだ』この笑いは可愛い これもアドリブ?
ちなみに 何度かある電話のシーン 掛け合いがすごくリアル
本当に電話越しで 生でリアクションしてるみたい どうやって撮影したのかな(ちなみに この2画面のショット オーソドックスだけど あるようで あまりない気がする)おばちゃん『あれ浅間山だってさ』
さくら『阿蘇よ』
おばちゃん『あ そう』川釣りのシーンの博 超イケボ
可哀想に 旅行先から 毎晩寅へ長距離電話をかける一行
電話が遅いことに文句タラタラの寅次郎
自動車事故にあったかと思った・・・葬式をあげることも考えた・・・
出ました!寅は 自動車事故と葬式が大好きです笑電話代一回2,800円は高いわ笑
うわあ 熊本城だア
電話越しで 寅に毎晩文句を言われるのがストレスになってきた
おいちゃん、おばちゃん
結局旅行を早めに切り上げて帰ってきたのかな?
それにしては 九州から移動して柴又に帰り着く時間帯が早すぎる気がする・・・そこがちょっとハッキリしなかった一方 寅の”おもり”中のタコ 源ちゃんも巻き添えに
そろそろ帰宅する家族のために 料理、風呂の準備・・・と
なんとも 微笑ましい ほっこりシーン 社長の割烹着姿 良いタコ社長への土産は タコの干物とタコの鉛筆笑
(鉛筆 よくみつけたな 嫌がらせに執念を感じる)おばちゃんが八百屋で会話するシーン この八百屋のおばさん
前回 帝釈天で寅の悪口言ってた人じゃない?笑帝釈天を結構高い位置から撮影しているショットがあるけど
どこから撮ったのかな
〜前半だけで かなり楽しめたけど ここからが本編〜
久々に再会した同級生のデベソに対しての寅次郎のセリフ
『お前 いま痴漢やってんの?』笑リリーに引き続き 気の強いマドンナ(岸恵子)登場
マドンナの家のこのロケーション 気になるな
寅次郎 おもちゃの剣で鍋つつく 普通に汚ねエ笑
そのまま その剣で切腹 そして ご丁寧に介錯まで再現
『いないと寂しいんですよ』と言われる寅次郎
こういう何気ないセリフ まさに男はつらいよの真髄をついているマドンナにフラレたと誤解する寅 ここでいつものBGMが流れる
視聴者はこれを聴いただけで 自動的に ああ 寅出てくわと思う
しかし それは誤解だったことが判明 唐突に旅立ちのBGMが切れる
この演出ベタだけど 良いもんは良い お約束を最大限に活かしている寅が210円を人に奢るのは珍しい てか お金を払えること自体珍しい笑
マドンナのブラが透けてる!?
マドンナの家の椅子に座り ガキの様にブラブラさせる寅次郎 可愛い(?)そこからの はしゃぎようが半端ない笑
あいも変わらず 博の 愛情問題のプロっぷりが格好良い笑
目の前で醜態を晒す兄を見下ろすさくらの表情が良い
河川敷で派手に飛ばされる源公
そこさっき寅が割った カップ酒のガラス片が!危ない!
別れの歌の使われ方・・・良い
夜中でも 兄を心配して 駆けつけるさくら 優しい
ここで ようやく マドンナにフラレる寅次郎
友達でいれるなんて大嘘
マドンナに余計な心配をかけちゃダメだ それが寅さんマインドだよな
そしていつものように旅に出る寅次郎
こういう時 マドンナのことを頼むよと 安心して旅立てる
さくらという存在がいるのはでかい『それが渡世人の辛れぇところよ』は寅の言い訳
マドンナ『いつまでもいい友達でいたかったのにバカねえ寅さん』
セリフがこれだけの短い河川敷のシーン 贅沢ラスト近く 源ちゃん その格好どうした?笑
髪ストパかけたの??なぜ?このシーンなに?笑最後は阿蘇山で売する寅次郎 え?そんなところで!?笑
寅年作品なだけあって 売ってる商品も寅物多め
画家のマドンナが描いたっぽい 寅の似顔絵も映る・・・
うん 今回も楽しかった