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ひっかかり、学び、越えていく    ~天沢履~

おはようございます
あなた自身の対話を導くセラピスト
竹内恵美子です。
森の中を一緒に散歩するように、
お話したいです。

週の頭に
易の卦(け)から得られる
問いかけをあげています。

この文章をご覧になるのも何かのご縁。

一週間あなたが自分自身や周囲と調和する
ヒントにしていただきたいと思います。

今週は

『天沢履』です

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この卦には

『虎の尾を履(ふ)むも
人を咥(くら)わず亨(とお)る』

という言葉があります。

「大きな危険や困難も越えるていける」

という意味です。

どうすればそのように
大きな危険や
困難を越えていけるのでしょうか

この卦は

の下に沢がある形です。
は喜ぶこと、年少の娘の意味があり、
は疲れない力、大きな者の意味があります。

怠らず努力し、その努力を楽しむこと
小さい自分が偉大な先生について
謙虚に教えを学ぶこと

そのような姿勢があると
危険、困難を越えていけるということです。

サポートコントロール (2)

この謙虚に物事を学ぶ感度はより深くできます。

いつも行っていることの中で
少しひっかかることを
時には立ち止まり感じ取り見直してみましょう。

少し予定通り行かなかった
少し焦ってしまった
少し無駄なことをしてしまった

深く反省するほどではないけれど
生活や活動に影響もないけれど
ひっかかる気持ち、
流れに乗っていないような感じ

そんな時は「こうなるはず」「こうするといい」
と自分が決めているだけだったりします。

犬とに散歩に出たとします。
予定の道が塞がって
思いのほか遠い回り道をすることになった時
えええっと少し抵抗を感じますが
横を見ると道を変えても
嬉しそうに歩く犬がいます。

散歩できることが一番で
道や時間は決まってなくてもいいのです。
いつの間にか
自分で決めてしまっていただけです。

こんな些細なひっかかりは
毎日どこかであるものです。

いつものこと、
もう知っている、
何度もやったことがある、

そんなことも
新たな気持ちで見直すことは
学ぶ感度を高めます。

子供や動物、自然の動き 
ふいに聞こえてきた周囲の言葉
頭より体、自然に近いことを参考にすると
自分をしばっていたことを
教えてくれることが多いです。

学び取る感度が高めておくと、
人から学ぶときより謙虚になれます。
謙虚な姿勢は礼節につながり、
人との関係もなめらかにしてくれます。

様々なことを学び、実践すると、
知識や経験が積まれてきます。
もういい、
と思うこともあったかもしれません。

でも今後も離れて自分を見て
普段から気づき、学びを忘れないようにすると
心の穏やかさを持ち続け、
危険、困難も乗り越えることができるでしょう。

その小さなひっかかりで
気づくことはありますか

いつも読んでくださり
ありがとうございます。

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