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夏の冷え③
「パンダさん、どうしたの? なんでここにずっといるの?」
コトちゃんは、パンダに聞きました。
すると、パンダはだるそうに言います。
「えっとぉー、なんてゆーのかなぁ。 なんかこう…」
コトちゃんはパンダさんの返事をまちました。
しかし、返事がないまま、だんだんとパンダさんの目はとじようとします。
「パンダさん、パンダさん、どうしたの? 大丈夫?」
パンダはゆっくり目をあけて、言いました。
「あぁ、そうだった。なんてゆーのかなぁ、なんだか体がしんどいんだ」
「大変! 病院にいかなくっちゃ!」
コトちゃんが言うと、パンダは首をゴロンゴロン右に左にふりました。
「それほどじゃないよ。なんてゆーのかなぁ」
パンダはまた目をとじました。コトちゃんは考えます。
「うーん、どうしよう」