「脱炭素・プラスチック」最新トピック(2023.7.21)
こんにちは。
今週も脱炭素全般に関する情報をお届けいたします。
脱炭素
1. ISSB、サステナビリティ基準の最終版を公表 2024年から適用可能に、「スコープ3」や「社内炭素価格」の開示も
2. 第8回【気候変動と商品・サービスの購入に関する生活者意識調査】
3. 【日本】エネ庁、2030年の発電コスト試算発表。太陽光が最安で原発を下回る。日本初
MaaR事務局まとめ
①6月末にISSB(国際サステナビリティ基準審議会)よりサステナビリティ基準の最終版が公開されました。企業がサステナビリティ関連情報を財務諸表と併せて報告する際の開示基準です。これまでサステナビリティ関連の開示基準は各社バラバラで、世界標準となる基準が企業や投資家から求められていました。今回の最終版はその有力候補となりそうとのことです。数値の把握が難しいことから開示していない企業が多い「スコープ3(サプライチェーン全体の温室効果ガス排出)」も今回の基準に盛り込まれたため、多くの企業が対応に追われそうです。
②企業が取り組んでいる脱炭素。生活者はどのくらい関心があるのか気になりますよね。今回の調査で気候変動に関する生活者の意識や商品・サービスに関する購入意向、企業への期待がどう変化しているのかについて明らかになりました。マーケティングや商品開発にも活用できそうなニュースです。
③経済産業省資源エネルギー庁が、2030年の発電コストを試算したところ、なんと太陽光発電が最もコストが安いという結果になったと発表しました。原子力発電から太陽光発電に変わったというインパクトはとても大きいですね。しかし各種の発電方法については今後も制度が変更になる可能性があり、そのたびに順位変動もありそうです。こまめに情報をとってより効率のいい選択をしていきたいですね。
プラスチック
4. 7月は「脱プラ月間」。世界2位のプラスチック大国、日本でできること
MaaR事務局まとめ
④みなさんご存知でしたか?7月が脱プラ月間ということ。そして日本は1人当たりの容器包装プラスチック発生量で世界2位ということを。私はマイボトルが習慣になりました。500mlのマイボトルを10回以上使うとペットボトルよりCO2排出量が減るというのは、成果がイメージしやすいので嬉しい情報ですね。
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