【チョイ見せ予告版】主体的に学習に取り組む態度

「主体的に学習に取り組む態度」について、記事を執筆中です。
まもなくひととおり書き終えて、正式な記事として近日中に公開します。

ここでは予告版として、その記事の一部をチョイ見せいたしましょう。

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その記事の結論
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どんな学習態度が備わったら「主体的に学習に取り組む態度が備わった」
とみなせるのかについて整理しました。

結局は学習指導要領・総則の解説にある通りの文言が見られますが、
それらを分析する視点がないと、理解がなかなか難しいように思います。

とりあえずまずはモザイクの入ったロジックツリーの形で載せますが、
その記事の最後のほうで改めてモザイクの無いものをお示しいたします。

図1:「主体的に学習に取り組む態度」の要素を表すロジックツリー(モザイク付き)


はじめに


「主体的に学習に取り組む態度」は、学校の先生方にはご存知のとおり、
高校においては2022年度から始まった観点別評価のうちのひとつです。

勤務先とは別の学校の方々からこれについてお話を聞く中で感じる印象は、
「知識・技能」や「思考・判断・表現」と違ってなんだか漠然としている、というところです。
また、Googleの検索バーに「主体的に学…」と入力しようすると、
あわせて予測表示されるのが、「難しい」とか「わかりやすく」など、
どうやら曖昧である認識が伝わってくる文言です。

なんというか、観点別評価は「やることになっているから、仕方なくやる」
という感じで学校の先生方には扱われてしまっているのでしょうか…。
そういう本末転倒なことになりかねないと僕は思っています(僕だけ?)。

もちろんA〜Cの成績や5段階の評定をつけるためだけのものではなく、
大事なのは教育目標を達成するために設定するのが観点別評価の観点だ、
と考えています。
言い換えると、生徒が学校の教育目標をどれだけ達成しているか、
どれだけ教育目標に近づいているのか、必要なフィードバックは何なのか、
を明確にするものが観点別評価の観点だ、と解釈しているということです。


ここから先は、近日中に公開します。
もうしばらくお待ちくださいませ。

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