日記*2025.1.19
1月19日(日) シーバス釣り
夫が釣りから帰ってきた。
釣り好きのパパ友たちと同好会のようなものを結成していて月1〜2くらいの頻度で釣りに出かける。
今日はシーバス。鱸(スズキ)だ。
何を勘違いしたのか、夫が釣ってきた魚は鯵(アジ)だとばかり思い込んでいたので、持ち帰ってきた魚の大きさに慌ててしまった!
(スズキって大きいんです)
「全部は捌ききれないから、とりあえずうちは3匹だけもらってきた」
夫はそう言うものの…ごく一般家庭のキッチンでスズキ3匹捌くってなかなかのことよ…泣
ここから始まるスズキとの格闘を思い、わたしはすっかり憂鬱になってしまったのだが、夫は早く捌きたくて仕方ない様子。
「さ、やるかー」
スズキたちが一斉にシンクに放たれる。
わたしは夫の横で見守りに徹する。
まずは表面のぬめりを洗い流し、鱗(うろこ)を取る。細かい鱗がシンク内に飛び、この後の掃除がチラついてしまう。ガリガリ音を立てて鱗をはがすのを見ていると、魚のからだはずいぶん硬くて鎧みたいなんだな、とつくづく思う。
なんせ、我が家の切れない普通の包丁でやるもんだから一苦労。角度を変えたりしてなんとか刃を入れ、頭の部分を切り落とす。この包丁でよく捌けるなあ、と感心するんだけど(専用の包丁買わなきゃね)格闘しながらも案外きれいに処理しているので驚く。
内臓を取り、血合いなどきれいに洗い流したら、三枚におろしていく。切れ目を入れ、最後に身をはがし出したところで、ようやくこちらもホッとする。
いつ手を切るんじゃないか、ひれのとげが刺さるんじゃないか、子どものお手伝いを見守る母親のように気が気ではないのだ。
やっと1匹…
えー!あと2回もこれやるの〜〜⁈ 泣
次第に夫の手つきも慣れてきて、わたしも魚を押さえたりする余裕が出てきた。
切り身の水気を取ったら丁寧にペーパーに包んでお皿にあげていく。これらの手間を思えばスーパーで買う切り身とは格段に違う気がしてくる…
(素人が捌いてるんだけどね)
「なんか、サバイブしてるみたい…」
三回目の格闘をしている夫の手元を見ながらつぶやくと、
「ナイフさえあれば無人島でも大丈夫!」
と夫。うらやましい…
夫はとにかくなんでも自分でやってみたいのだという。そして、それを楽しんでいる。
わたしはというと、考えすぎて結局何もできずに終わってしまったり、こんなのできっこない!と最初から決めつけてしまう節があって。やりもしないのにできない自分に勝手にしょげていたりする。
臆せず挑戦すること…わたしにとって人生の課題なんだろうなー。なかなか勇気が出ないときもあるし、簡単に思考のクセは直らないんだけど…
でも、普段の心がけひとつで行動も変わってくるのかな。変わりたいな。変わるぞ!今年は特にそんなことを思いながら過ごしている。
「ナイフさえあれば無人島でも大丈夫!」
いつかは言えるようになりたいけど…笑
〜晩御飯(夫作)〜
翌日は、ムニエルとあら汁に…
☕️書き終えて一服☕️
カミングスーン feat.スチャダラパー
(Original Love/スチャダラパー)