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本を読む子、読まない子。YouTubeが与える影響とは?

はじめに

私は第一子の息子にたくさん絵本を読んで育ててきました。これといった強い理由はありませんがYouTubeには出来るだけ頼りたくないという思いが当時ありました。
そして上の子が2歳になった頃生まれた娘。
まだまだ息子のイヤイヤ期は続いており手を取られることも多く、娘には早くからYouTubeに頼ってしまいました。

YouTubeの魅力ってほんと凄いのです!大人の私たちから見れば何でもない動画も一瞬で子どもの心を惹きつけるのです!頼れば頼るほど、子どもの心は抜け出せなくなります。

本が与える影響
YouTubeが与える影響

我が家の子供達の体験を元にお話しします



あなたは我が子を賢い子に育てたいと思ったことはないですか?

私自身我が子にそう思っています。

ですが生まれたばかりの我が子を初めて見て、そう思う人はいないと思います。
壊れそうなくらい小さい我が子を抱いて、ただ元気に大きくなってほしい。とそう強く思ったことを今でも覚えています。

ですが赤ちゃんだった我が子が成長していくにつれて、人は欲望が出てきます。

生まれた時願ったその思いだけで子育てを終える人は少ないのではないでしょうか。

賢い子と言えば勉強を思い浮かべれるでしょうが、それは学校のテストで満点を取ることだけが賢い子じゃないんです。

書ききれないほどたくさんありますが
好奇心旺盛で、想像力や創造力も豊であり物事を多角的に見ることができる、表現力があり相手の気持ちを思いやることや、自分の頭で考えて行動できるような子、高い社会性を持った修正力があるような子も賢い子と言えるでしょう。

それでは本をよく読む子と読まない子の違いについて考えていきます。

💡現在、本を読む子がどのくらいいるのか?

令和5年度の子どもの読書環境に関する実態調査では、1か月の読書数が0冊の児童生徒の割合は小学生が8.9%中学生が25.7%高校生が51.0%でした。

1カ月に読む本の冊数は全学年平均で3.1冊。学年別では1年生の3.8冊が最も多く、最低は5年生の2.3冊だった。学年が上がるにつれて読書量が減少する傾向にあり4~6年生の約3割は1カ月に1冊も本を読まないと回答しています。

35年前の1989年調査では、小学生の1カ月の読書量は全学年平均9.1冊だったので、読書冊数が3分の1にまで減少したことになります

💡読書する割合が減っている原因
○ゲームやスマートフォンに時間を取られており、そちらが魅了が大きくなっている
○習い事や、勉強で忙しく時間を取れない
○読書習慣が未形成のため

どの年代でもスマホなどの情報機器に時間を取られることが多くなってきています。

本を読むことがなぜいいの?

『本はたくさん読めばいい』
『小さい頃から絵本をたくさん読んであげましょう』
と言われています。

⭐️本をたくさん読むことのメリット
○知識が増える
○論理的思考力が身につく
○想像力が豊かになる
○語彙力が増す
○集中力が鍛えられる
○ストレス解消になる
○感情の理解や共感力が育む
○コミュニケーション能力が向上する

本を読むことは、脳の隅々まで活性化させ、思考力や記憶力を高めるトレーニングとして有効です。また、読書によって得られる知識や見識は、ビジネスや学力向上に役立ち、あなたの生活をより豊かなものへと変えてくれます。

本を読むことでこれらのメリットをあなたの強みとして身につけることが重要なのです。

そのため小さい頃から本をたくさん読むことは、早期から読書習慣を形成させることに繋がり、より想像力や創造力が豊かになり、コミュニケーション能力が向上します。

ここで重要なのが

ただ親が絵本をたくさん読んであげることだけが大事ではないのです。

最終的に本を子供が自ら読もうとするように導くのが親の見せ所なのです。

耳からの情報を頭で想像してイメージをする

そこに絵などを視覚的情報を与え

物語として成立させていきます。

聴覚✖️視覚を繰り返し脳を使うことで想像する力を成長させていきます。

さらに小さい子どもとなると
触って楽しめる仕掛け絵本を使うことで
触覚まで刺激を与え、脳の活性化に繋がっていきます。

息子は本が大好きです。
今でも図書館に連れていけば読みたい本に溢れており、何時間でも過ごせます。

3歳くらいから寝る前の絵本タイムで私が眠すぎて早く終わらせたいからさっと終わるようにページを飛ばすと、一瞬でバレます。

何度も読んでいる本はストーリーを覚えているからもちろん、
初めて読む本でも『お話が変になってるー』ってバレるのです。

子どもの想像力にはかないません。

小学3年生になった今では絵がついていない文章だけの本でも面白い文章があれば、読みながら1人で笑います。
側から見れば、おかしい子になるのでしょうが、
頭の中で想像し映像としてイメージ出来ているからでしょう。

YouTubeが与えた影響

※これは我が子の場合です。


視力の低下や依存性、生活リズムの乱れなどは一般的に言われていることですが
我が子に与えた1番の影響は想像する力を欠如するということでした。

YouTubeは上手に使えば、
母の最大の右腕になったり、
知識の拡大に繋がったり、
知りたいことを動画で簡易に知れ、
趣味の増強に繋がるなどいいこともたくさんあります。

我が家のテレビは古くテレビでYouTubeを見れないタイプでタブレットで見せていたので、1歳頃になれば自分でスクロールを出来るようになり次々と新しい動画を見ることが出来ます。

想像することなく、【ただ映像を見ている】を
繰り返していました。

我が子の場合、特に意味をなさない、並べられたおもちゃをひたすらタイヤで潰していく動画や、
小さい子供が人気のおもちゃを使ってひたすら遊んでいる動画、俗に言う頭を使わないでいい動画が好きなんです。

特に短い動画は関連するコンテンツを次々と表示するため、子どもの興味を引き、時間を忘れて夢中になってしまいます。
また他の動画への誘導が巧みなため依存を促しやすくなってきます。

動画視聴の点だけで言うと
YouTubeもテレビで見るEテレも同じですが、
テレビにはコーナーの一つ一つでもオープニングとエンディングがあり、ストーリーなっています。ストーリー性のある映像を見ることで、頭の中で自然と脳の活性化とイメージをしているのです。

息子も娘も今はYouTubeが大好きです。
油断するとすぐに依存へと繋がること可能性があるため、全てやることが終わったら時間を決めて見るようにしています。

YouTubeタイムが終わると寝るまでの時間は
テレビも消すので娘はお絵かきタイム、息子は絵本タイムが始まります。

小学1年生の娘は製作したり絵を描くことが得意で好きです。
なので図工は大好きです。

ですが本が好きではありません。漢字を覚えたり、シンプルに計算だけをするなら出来ます。
文字を読むことは出来ますが、ただ読んでいるだけで想像が苦手なので、国語の文章問題も算数の文書問題も嫌いです。

苦手意識があるから読む前に『分からない』と拒否反応をします。

想像する力を小さい頃からつけてこなかった私の責任です。
この年から本を一気に好きなることは難しいですが、一緒に文章を読み、一緒に考えたり、本を読んで感想を言い合ったり映画を見たりして、今は想像力のトレーニング中です。

全員の子どもに当てはまるわけでもありません。
我が子の場合としての経験が誰かの役に立てれば嬉しいです。

最後まで見ていただきありがとうございます。




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まき
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