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朝起きたら、まずiPadを開く。これが日課になっている理由
朝起きて、まずすること。
それは、iPadのノートを開いて、字を書くこと。
意識に残っていたら、その晩に見た夢のこと。
朝の自分の調子はどうか。昨日は何をしたか、どう感じたか。
今気になっていることは何か。未来で何をしたいか。今日は何をしようかと。
時系列、自分と身近な家族や仲間そして社会や世界、モノと環境。
いくつかの次元を行ったり来たりしながら。ぼーっとしていても、自然と日々気づいていることがある。
それを書き出すことで、自分の中にあるものにラベルをつける。
この時間が、私にとっての大事な習慣。
気持ちを整え、何が本当に大事なのかを探求する。
朝のiPadは、自分の思考を映し出す鏡 みたいなものかもしれない。
じっくりとれたスープが、その日の状態によって微妙に変わるように、書き出すことで、自分の中にあるものの澄み具合や濃さが見えてくる。
今日のスープはどんな味だろう?
覗き見て少しにやにやして、ひと口すするように、iPadを開き、ペンを走らせる。
そんなふうに、今日もまたiPadを開いて書きはじめる。