片付けの絵本制作〜リサーチから見えてきた方向性〜vol.2
こんにちは、整理収納アドバイザーのまあちです。
今回は私が現在制作中の「片付けの絵本」についての裏側~vol.2です。
はじめに
今私は子供も大人も楽しめる片付けの絵本を絶賛制作中です。
このマガジンではその裏側をお話ししていて、今回が2回目です。
前回は私の次のオリジナル商品は何が良いかを、Voicyのプレミアムリスナーさんに相談させていただいた話をしました↓
自分の背中を押す仕掛け
そこでもお話ししたように「絵本を作る」と自分の中で決めて、それをまたVoicyプレミアムの生放送中に発表したんです。
その放送回がこちら↓
生放送中に発表すると、みんなが「絶対買います!」「子供と一緒に読みたいです」「プレゼントに贈りたいです。」とあたたかな反応をいただけて嬉しかったなぁ。
なぜわざわざ生放送で発表したのか?
「やる!」と宣言してしまえば、自分の背中を押せるから 笑
個人で働くと、誰も指示をしてくれません。
締め切りもありません。
どんどん一人で前進するためにも「やるしかない。言っちゃったから」この状況に持っていくことも大事。
もしこれを読んでくださっているあなたがご自身でお仕事をされている場合、新しいプロジェクトを始める時、どのように自分を奮い立たせていますか?
絵本の世界を知る
「絵本を作る」と決めたけど、もちろん私は絵本なんて作ったことはありません。
「さてどうしようか」
私がまず最初にやったことは、リサーチ。
(宣言する前にリサーチした方が良いのでは??と思った方もいるかもしれませんが、リサーチと行動は並行してやるくらいがちょうど良いと思っています。)
私が最初にしたリサーチ、それは片付け関係の絵本をかたっぱしから読んでみるということ。
<読んだ絵本リスト>
1.「ななちゃんのおかたづけ」 著者:つがねちかこ
-日常生活に密着したストーリーで、子供が共感しやすい内容
2.「おかたづけしてね、ペネロペ」 著者:アン・グットマン (原作), ゲオルグ・ハレンスレーベン (イラスト), ひがしかずこ (翻訳)
-海外の絵本ならではの視点が新鮮で、文化の違いも感じられた。
独特な世界観。
3.「ノンタン、ぱっぱらぱなし」 著者:キヨノ サチコ
-ユーモアを交えた展開が印象的で、「ぱっぱらぱなし」の音が楽しい。
4.「かたづけやさ〜い」 著者:わたなべあや
-お野菜やくだものでシリーズ化されていてイラストがとってもかわいい。
5.「おかたづけめっちゃすっきりきもちいい」 著者:うえだ しげこ
-ぐちゃぐちゃ→すっきりのイラストやタイトルの「めっちゃすっきりきもちいい」がテンポ良く展開
6.「えらいねくうぴい」 著者:なかや みわ
-1,2歳の乳児さんでも楽しんで読める絵本。
くうぴいの感情の動きと一緒に読んだ子も楽しめる1冊
7.「おもちゃのかたづけできるかな」 著者:深見春夫
-具体的な片付け方法を示しており、実践的な内容
全体を通して感じたことは「絵本の世界観って独特だな」ってこと。
子供に絵本を読む機会はもちろんあったので、わかってはいたけど、読者として絵本を楽しむのと、自分が絵本を制作する側になって、参考視点で見るのは全然違った感想が湧いてきたんです。
「出来るかな・・・作れるかな・・・」と不安になったのも正直なところ。
整理収納アドバイザーが絵本を作る意義
でもわたしは絵本作家じゃない。
でも整理収納アドバイザーの知識や、色々な人から子供のお片付け相談に乗った経験はある。
だから新しいスタイルの絵本が書けるかもしれない!
でた!ポジティブ変換!
わたしが伝えたいのはこんな事!
子供の性格や意思を尊重した片付け方法の提案
親子でのコミュニケーションを促す片付けのアイデア
片付けを通じた自己肯定感の育成方法
これらの要素を、楽しい絵本の世界観の中に織り込んでいきたいと思っています。
絵本の方向性を決める
そうやって自分にも期待し、まずはターゲット・テーマ・目的を考えてみました。
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<ターゲット>
子供はもちろん、大人も飾りたくなる絵本
<テーマ>
幼いこどもでも、ちゃんと自分で考えて整理収納片付けはできる
<子供の目的>
整理収納片付けを通して、お片付けしやすいお部屋が作れる
モノを大切にできるようになる
<大人の目的>
飾ってもかわいいビジュアルブック/子供とお片付けをする時の向き合い方を知れる/子供の意思を尊重するお片付けを通して、子供の自己肯定感を育むことができる
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作っていく中で調整していっても良い。
まずはここを目指すぞ。そう思って気持ちを奮い立たせつつ、片付け関係の絵本を合計7冊程、何度も読みました。
今後の課題
絵本制作を進める中で、最初の課題も見えてきました。
イラストは誰に描いてもらうか:私の想いをどのように視覚化してもらうか
出版方法:どうやって出版するか、本はどうやって作るか
制作スケジュールの管理:他の仕事と並行しての時間配分
これらの課題に一つずつ取り組みながら、制作を進めています。
次回予告
次回は、いよいよストーリー作りに入ります。主人公のキャラクター設定や、プロットの組み立て方など、具体的な創作プロセスをお話しする予定です。お楽しみに!
つづく
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