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片付けの絵本制作〜ストーリー作りの舞台裏〜vol.4
こんにちは、整理収納アドバイザーのまあちです。
今回は、現在制作中の「片付けの絵本」についての裏側をお話しする第4回目です。
第1回目はこちらです↓
今回のテーマは、絵本のストーリー作りについてです。
ストーリー作りの始まり
さて、前回お伝えした通り、絵本の方向性を決めた後、いよいよストーリー作りに取りかかりました。しかし、ここで大きな問題に直面しました。それは...
私は絵本のストーリーを考えたことがない
という事実です。
整理収納アドバイザーとしての知識や経験はあります。お子様の片付けの相談にも乗ってきました。でも、絵本作家ではありません。
そこで、私は次のように考えました。
「整理収納アドバイザーだからこそ作れる、新しいスタイルの絵本があるはず!」(前向き)
ストーリーの骨子
まず、私が整理収納で大切にしている考え方を基に、ストーリーの骨子を考えました。
主人公は5歳くらいの女の子
大切なぬいぐるみが部屋の中で行方不明に
部屋が散らかっているから見つからない
ママがヒントを与えて、整理の必要性に気づく
「整理」→「収納」→「片付け」の順で進める
この流れで、子供の自己肯定感を育むことができる内容を目指しました。
周りの力を借りる
ここからが重要なポイントです。自信がない部分は、周りの力を借りることにしました。
保育士経験のある友人
整理収納アドバイザーで片付けの仕事をしている友人
絵本に詳しいプレミアムリスナーさん
合計6人ほどの方々に、ストーリーの添削をお願いしました。
すると、驚くほど的確で多様なアドバイスをいただけたんです!
いただいたアドバイスの一部
参考になる絵本の紹介
対象年齢の設定について
ことばを簡単に(例:「住所」→「おうち」、「アイデア」→「考え」)
レイアウトのアイデア
キャラクターの名前の付け方
ストーリーの細かい調整点
具体的には、こんな素晴らしいアドバイスをいただきました。
絵本の鍵となるぬいぐるみは「おじいちゃんからの誕生日プレゼント」というワードがあるので、宝物である理由はある程度あると思いますが、大好きな人からのプレゼントであることを加えると、より宝物感が増すと思いました。
おもちゃの整理(いる・いらない)をする時は理由づけをしながら仕分けていくとわかりやすくて良いかもしれません。
また、別の方からは
出したものを片付けるということにフォーカスしたものが多い中で、整理・収納・片付けで、この整理収納にフォーカスしたものがあまりないので、そこがいいと思います。
という、私の強みを生かせるポイントも指摘していただきました。
他にもさまざまなアドバイスを、たくさんいただきました。
あらためて一人では気づけない視点がたくさんあるし、専門家(保育士や絵本愛好家)のご意見はとっても参考になりました。
いやぁ、本当プレミアムリスナーさんとの関係性がありがたすぎた〜!
困った時はいつも頼らせていただいております。
次回は、キャラクターデザインの試行錯誤や、noriさんとの実際のやりとりをた〜っぷりとお伝えします!
つづく