息子の鼻歌から気づいた、幸せのおすそ分け
「♪グッバイ♪」
お風呂場から聞こえてくる息子の歌声に、今日も思わず手元の包丁が止まる。
今日はOfficial髭男dism。
昨日は優里で、その前は学校で習った曲。
わが家の9歳のシンガーは、日替わりで選曲するのが最近のマイブーム。
脱衣所の外から、思わずこっそりスマホを構える。
音声だけの隠し撮り。あまりに可愛くて、キッチンで作業している手を止めて、つい記録したくなってしまう。
Voicyのプレミアム放送でも息子の鼻歌隠し録りをちょっとだけお届けしました。笑
私の親バカに付き合ってくれてリスナーさん、ありがとう!↓
そして夫にLINEで送ることもある。
「今日はこの曲、可愛いで。聞いてみて!」って。
3LDKのマンションなので、お風呂場の歌声が余すことなく聞こえてくる。
リビングで夜ご飯の支度をしながら、私はついついニヤニヤ。
顔は見えないけれど、きっと満足げな表情で歌ってるんやろなぁ。
最近は音程も取れるようになってきて、母としては密かに成長を感じる瞬間。
今日も学校で楽しく過ごせたんやな、と安心もできる、そんな歌声。
気づいたら伝染してた、幸せのおすそ分け
そうそう、鼻歌って機嫌悪い時には絶対出てこないですよね。
でも息子はほぼ毎日、お風呂でご機嫌ソングを披露してくれる。
...あっ!これや!
私が日頃から「自分がご機嫌でいることが、周りの人を幸せにする」って思ってたことの、まさに見本。
息子は別に誰かのために歌ってるわけじゃない。
ただなんとなく楽しいから歌ってるだけ。
でもその何気ない幸せが、キッチンにいる私にも確実に伝染してくる。
幸せのリレー
これって、私たち大人の世界でもよくあることかも。
夫婦でも、職場でも。
パートナーやそばにいる誰かがご機嫌に過ごしているだけで、その場の空気ってなんだか良くなりません?
バリバリ仕事を楽しんでる人がいると、周りまでなんだか元気をもらえる感じ。
だから私は思うんです。
誰かを幸せにしたいなら、まずは自分がご機嫌でいること。
それが近道なんじゃないかって。
「今日の選曲、なかなかイケてるやん!」
たまには息子にそう声をかけたくなる時もあります。
でも基本的には黙って見守るスタイル。
だって、誰かに聞かせようと歌っているわけじゃない。
ただ純粋に、今を楽しんでいる証だから。
お風呂場から響く息子の鼻歌は、
毎日違う曲調で私に届く「今日も楽しかったよ」という小さな報告。
明日はどんな歌声が聞けるかな。
そんなことを考えながら、また夕食の支度に戻ります。
(そうそう、この記事を書いている今も、向こうから「♪声も顔も不器用なとこも〜♪」という歌声が...
お、今日の選曲は優里か!)