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将来が見えない時代の子育て。私が息子に一番伝えたいこと
以前、息子の同級生のお母さんと立ち話をしていました。
「今、どんな習い事されてるんですか?」とご質問いただいたきっかけで、子育ての本質的な部分に触れることになったんです。
息子は当時プログラミングとスイミングを習っていて、特にプログラミングは本人が興味を持ったから始めたものの、正直、将来どれくらい役立つのかな、なんて考えることもありました。
私は「最近は時代の変化が早すぎて、今習っていることが将来も必要とされているかどうか、わからないですよね」と話しました。
その時、私の口から自然と出てきた言葉が「そうなってくると、どんな習い事をするかより、どんな状況でも生き抜く力があればいい」だったんですよね。
生き抜く力とは
私が考える「生き抜く力」とは、自分を信じられる力のことです。
世の中がどんどん変わっていく中で、息子が大人になった時にどんな世界が待っているのか、母親の私にもわかりません。
でも、自分を信じる力があれば、きっとどんな状況でも自ら道を切り開いていけると思うんです。
私はストレングスファインダーで『自己確信』という資質が第4位にあります。
私は自分に自信はありませんが、失敗しても大丈夫、なんとかなるという気持ちはどこかにあって、その力がいつも私を支えてくれているように感じています。
日々心がけていること
息子に生き抜く力をつけてもらうために、普段から心がけていることがあります。
特別なことではなくて、誰でも今から出来るシンプルなことです。
まず、とにかく「大好き」って伝えること。
「生まれてきてくれてありがとう」っていう言葉も、特に寝る前によく口にします。
「◯◯◯(息子の名前)がお父さん、お母さんのところを選んで生まれてきてくれたおかげで、お母さんの人生がもっと楽しくなった、最高やわ!」と伝えています。
今は小学生だから、まだこういう言葉を素直に受け取ってくれる時期。
中学生、高校生になったら照れくさい(もしくは鬱陶しがる)と思うので、今のうちに、言葉のシャワーをかけるように、精一杯伝えています。
失敗も大切な経験として
スイミングの進級テストで落ちた時。
そういう時こそ「ナイスチャレンジ!」と声をかけるようにしています。
社会に出れば結果が求められる場面もありますよね。
一人で悔し涙を流す事もあります。私がそうでした。
でもその前に、失敗を恐れない心、もう一度立ち上がる勇気を育てたいんです。
大切にしている終わり方
完璧な親なんていません。
私だって、時には自分の感情をコントロール出来なくて、イライラしてしまう日もあります。
でも、その日の終わりに反省する気持ちがあるなら、「お母さん、今日イライラして怒っちゃってごめんなさい」ってしっかり伝えるようにしています。
温かい気持ちで1日を終われることが、子どもの心の安定にもつながると信じているんです。
おわりに
学力や運動能力も大切かもしれません。
でも、それ以上に私が息子に身につけてほしいのは、自分を信じて生きていける力です。
それは、日々の小さな関わり、何気ない言葉かけの積み重ねから育まれていくのだと思います。
毎日が試行錯誤の連続です。
でも、この「生き抜く力」を育むことだけは、ぶれずに大切にしていきたい。
そんな思いを、今日は率直に書かせていただきました。
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