「不器用」であることを強みに変える
今日は「不器用」であることが実は強みになりうる理由について、私の経験を交えてお話しします。
前提として私は「弱み」が「強み」に変わることがあると思っています。
あなたの「弱み」は何ですか?
それは「強み」には変わりませんか?
急に聞かれてもパッと答えは出てきませんよね。
一つ例を出していきます。
多くの人は、「器用」であることが有利だと考えがちです。
しかし、私は自分のことを器用とは思っていなくて、それを弱みではなく強みだと捉えています。なぜでしょう?
過去のVoicyでもそんな話をしています。
該当放送はこちら↓
私の不器用歴史
上記のVoicy放送内でも一部、話をしていますが私の過去の不器用歴史を振り返っていきます。
1.子供〜学生時代の経験
私は子供の頃、勉強の飲み込みが早いタイプではありませんでした。でも、自分で言うのもなんですが成績は悪い方ではなかったんです。飲み込みが早くないことを自覚していたので、他の人が5日前から中間・期末テスト勉強を始める時、私は2週間前から始めていました。
もちろん周りの友人には秘密です。(たくさん勉強したからテストの点が良いというのは、あまり格好良くないと思っていたので 笑)
なので親に「勉強しなさい。」と言われたことは一度もありません。
自分から進んでやっていたから当たり前ですね。
大学受験のために塾へ通い出した時も、最初はクラスでも最下位に近い順位でしたが、ここでも「またきたか。いつものね。」となかなか冷静。
そこからわたしの本気が始まります。それは人より努力をすること。
成績はグングン上がっていき、希望していた大学2ヶ所、全日合格しました。
2.社会人になってからの経験
初めての就職先は雑貨販売の会社でした。
ここでも、ラッピングや商品のPOP作りなど、他の人よりも習得に時間がかかることが多かったです。
しかし、だからこそラッピング用紙を家に持ち帰ってボロボロになるまでひたすら練習したし、POPを書く練習を家でもしてました。
POPを筆ペンで書く店だったので、筆ペンで味のある文字を書く練習もひたすらしていましたね。
その時人に手紙を書く時は決して上手くないのに、筆ペンで書いていました。(どんだけ)
ラッピング・POP作り・店内のレイアウトなど、手先の器用さやセンスに関しては他の人の方が優れている、ならわたしの強みはなにかないか??と考えて、私に出来ることは接客だ!!と人一倍接客に力をいれていました。
接客には手先の器用さや美的センスはそこまで必要ないし、知識とお客様をしっかり研究することで磨かれると思ったからです。
すると上司に「〇〇さんの接客は爽やかで気持ちが良い」と褒められたり、お客様にも「〇〇さんがいる時に売上に貢献したくて、私は必ず買うようにしているのよ」と言ってもらうことなども増え、とても嬉しくてやりがいを感じたのを覚えています。
3.音声配信を始めたころ
音声配信を始めたころも、最初は当たり前ですが誰にも聴いてもらえませんでした。
Instagramで発信もしていたので、そのフォロワーさんがstand.fmに流れて聴きに来てくれるかなと期待していましたが、それは甘い考えでした。フォロワーさんがプラットフォームの移動をしてくれることはなかなか難しく、最初は再生回数10以下という状況が長く続いていました。
それでも私は、最初からうまくいかないことが当たり前だと思っているので、コツコツ努力と継続し、少しずつリスナーさんについてもらえたらいいなという思いで毎日配信をしていました。
最初からうまく話せないことも、最初からリスナーさんがついてくれないことも、今までの経験上慣れっこでした。
ちなみに、Voicyの審査にも3回落ちているんですが、そこまで落ち込むことはありませんでした。(失敗もネタになるという関西人の資質もあるかも 笑)
いつか受かるといいなとは思って何度も挑戦をしていたのですが、そんな簡単にVoicyのパーソナリティになんてなれるわけないし、自分の出来ること=①stand.fmでの配信や経験を重ねる②Instagramで実績を積むというやれることをして、また挑戦したらいいかぐらいの感じで、3回応募を重ねたのです。
何度も挑戦できた理由は?と聞かれることもあるのですが、「すぐに受かると最初から思っていなかった」「何度も挑戦することは恥ずかしいことではない」が答えになると思います。
最初から器用な人や自分に自信がある人はもしかしたら挫折に弱いかもしれません。失敗してしまうと「もうやめよう」「自分には向いていない」と諦めてしまうことが多いようにも思えます。
だから
最初から上手くいかなくたって良いやん。不器用上等よ。
ということをここで伝えたかったんです。
最初から上手くできないことは諦めではなく未来の自分への期待と捉えています。
みなさんも「弱み」が実は「強み」に変わっている経験が何かあるかもしれませんよ。
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