音声配信を魅力的にする立体的な話し方のコツ
今回は、音声配信をより魅力的にする話し方のコツについてお話ししたいと思います。
魅力的な話し方をされるパーソナリティに共通しているのが、話に立体感があるということ。
話に立体感?どういうこと?ってなりますよね。
「立体」の反対語は「平面」です。
平面的な話し方で思い浮かぶのは、朝礼での校長先生の話です。失礼かな?ごめんなさい笑
息子の小学校の校長先生の話は平面的じゃなくてびっくりしました。
(軽くフォロー)
時代も関係しているのかな?
余談はこの辺りにしておいて、具体的に話の立体感について、これから説明していきますね。
適切な配信時間の設定
まず、配信時間について触れておきましょう。
私の場合、10分から20分くらいを目安にしています。
なぜこの長さにしているかというと、人の集中力には限界があるからなんです。
一般的に、集中力の持続時間は約20分と言われています。
リスナーの聴く環境も様々(通勤中、家事をしながらなど)。
ながら聴きが多いことを考慮すると、20分を超えないのがベストだと考えています。
皆さんはどのくらいの長さで配信していますか?
もしくは、どのくらいの長さの配信が聴きやすいと感じますか?
話の間(ま)の重要性
さて、本題の立体感に繋がる話の「間」についてです。
私は、早口で話すところとゆっくり話す部分を意識的に作っています。
これは、話にリズムを持たせることで聴きやすくするためなんです。
実は、私が普段聴いているパーソナリティの方々も、この「間」をうまく使っている人が多いんですよ。
例えば、税理士の大河内先生やMBさんなどは、間の取り方が本当に上手だと思います。
間の取り方の例
ちょっと具体例を挙げてみましょう。
「前回の放送で取材の話が来たっていうのをお伝えしたんですけども……雑誌社から連絡が来たんですよ」
「前回の放送で取材の話が来たっていうのをお伝えしたんですけども、雑誌社から連絡が来たんですよ」
文字では伝わりにくいと思いますが、1番目は「……」のところで少し間を置いて、溜めてからその後の言葉を続けています。
この2つの言い方だと、1番目の方が「ん?どうしたの?」と聴き手の興味を引きやすいです。
間を取るのは意識して練習が必要ですが、とても大切なスキルだと思います。
上の例を実際に声でお伝えしている過去のプレミアム放送のリンクを貼っておくので、是非聴いてみてください。
話の強弱をつける
次は、話の強弱についてです。
淡々と話すのではなく、前置きはゆるく、伝えたいポイントは強くというように、メリハリをつけることでリスナーを飽きさせない工夫ができます。
おすすめの本の紹介
最近読んだ本で、とても参考になったものがあります。
佐々木圭一さんの『伝え方が9割』という本です。
この本では、クライマックス法という技術が紹介されていました。
強烈なメッセージの前に使う前置きの言葉で、聴き手の集中力を引き戻す方法です。
いくつか例を挙げてみましょう。
「これだけは覚えておいてほしいのですが...」
「ここだけの話ですが...」
「誰にも言わないでくださいね...」
「これだけは忘れないでください...」
「1ポイントアドバイスですが...」
「3つのコツがあります。1つ目が...」
こういった言葉を使うと、ボーッと聴いていた人の注意を引き戻せるんです。
皆さんも、日常会話や大学の講義などで似たような経験はありませんか?
3つのポイントを伝える技
私がよく使うのは、「〇〇のコツが3つあります」という方法です。
聴き手に「3つあるんだな」と意識させる。
頭の中で整理しやすくなる。
3つ全部聴こうという気持ちにさせる。
この方法も、話に強弱をつける一つの手段ですね。
まとめ
音声配信も音楽のように、リズムや強弱があった方が心地よく聴けます。
言葉を平面から立体にするように感じています。
重要なポイントでは耳を傾けてもらえるような話し方を意識することが大切です。
私自身もまだまだ修行中ですが、一緒に学んでいけたらいいなと思います。皆さんも、ぜひ試してみてください。
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