家事効率UP!よく使うものをVIP待遇する3つの収納テクニック
家の中のモノってたくさんありすぎて、どう片付けたらいいかわからなくなることありませんか?
今日はそんな悩みを解決する「VIP待遇収納法」についてお話しします。これを実践すると、日々の暮らしがグッと楽になりますよ!
まず、家の中のモノを全部数えられる人っていますか?
ちなみに私は絶対無理です。
ミニマリストの方なら別かもしれませんが、普通の家庭では数え切れないほどのモノがありますよね。でも、その中でも毎日使うモノって意外と限られてるんです。
そこで、よく使うモノを「VIP」として特別扱いする方法を3つご紹介します。
取り出しやすい場所に収納する
まずは、よく使うモノは手の届きやすい場所に置くこと。
例えば、我が家では毎日使うコップを、食器棚の中でも一番取りやすい場所に置いています。これ、麦茶を飲むのに使うんですが、私も息子も毎日何度も使うんです。
みなさんの家では、どんな食器が一番の使用頻度でしょうか? それをVIP席(一番いい場所)に置いてみてください。
ここで大事なのが、食器棚のドアの開け方です。開けた時に利き手ですぐ取れる位置が理想的なんですよ。少し意識してみると、「あ、こっちの方が取りやすいな」ってわかると思います。
それから、輪ゴムみたいな小物も要注意! 奥に置くとイライラの元になっちゃいます。使う頻度が高いモノほど、手前に置くのがコツです。
2.メインで使う人の身長に合わせて収納する
次に大切なのは、使う人の背の高さに合わせた収納です。
さっきのコップの例でいうと、私と息子の両方が使うので、二人とも取りやすい高さに置いています。息子だけが使うモノなら、もう少し低い位置でもいいんです。
子どもが使うモノは低めの位置に、大人専用のモノは高めの位置に...こんな感じで考えていくんです。
特に小さなお子さんがいる家庭は要注意!
幼稚園児や小学生低学年の子どもが使うモノを高い場所に置くと、取り出す時に危ないですからね。
それに、お子さんの自立を促したいなら、必要なモノは手の届く位置に置くのがいいんです。例えば、お子さんに自分でお茶を入れてもらいたいなら、ペットボトルのお茶を低い位置に置くのもアイデアですよ。
極端な話、野菜室にお茶を置くのも手かもしれません。こういう工夫で子どもの「自分でやりたい!」っていう気持ちを応援できるんです。
3.使用頻度が減ったモノは降格させる
最後に大事なのが、使う頻度が減ったモノは良い場所から「降格」させること。
例えば、毎日お弁当を作っていた時期はお弁当グッズを一等地に置いていたけど、今は月1回しか使わない...なんてことありませんか?
そんな「元VIP」たちは、残念だけど席を譲ってもらいましょう。
厳しいようですが、限られた収納スペースを最大限活用するには必要なんです。
完全に使わなくなったモノは手放すことも考えましょう。でも、たまに使うモノは捨てる必要はありません。ただ、収納場所を変更するだけでOKです。必要な時に取り出せる場所に保管しておけばいいんです。
これらのポイントを意識するだけで、驚くほど暮らしやすくなりますよ。
でも、長年同じ家に住んでいると、気づきにくいんですよね。「ここにあるのが当たり前」って思っちゃうから。
だから、今日からちょっとした"収納の実験"をしてみませんか?
キッチンでよく使うモノ(菜箸、ラップ、クリップなど)を1つ選んで、VIP待遇してみてください。
「えっ、こんなに楽になるの!?」って驚くはずです。
その小さな成功体験を重ねていけば、きっと理想の暮らしに近づけるはず。
ここで、私の失敗談をちょっと。
実は以前、よく使うはずのキッチンばさみを、なぜか引き出しの奥に入れていたんです。毎回取り出すのが面倒で、つい手近にあるナイフで代用しちゃって...。
ある日「あれ?おかしいな」と気づいて、ばさみを取り出しやすい場所に移動させたら、めちゃくちゃ楽になりました!
こんな風に、ちょっとした気づきと工夫で、毎日の家事がぐっと楽になるんです。
みなさんも、自分の生活パターンをよく観察してみてください。「あ、これ毎日使ってるな」とか「最近これあまり出番ないな」とか、気づくことがたくさんあるはずです。
そして、その気づきを元に、少しずつ収納を見直していってください。一気にやろうとすると大変ですから、キッチンなら調理器具、リビングならリモコン類...というように、カテゴリーごとに少しずつ進めていくのがおすすめです。
みなさんの家事が少しでもラクになって、大切な時間を他のことに使えるようになりますように。