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アラサーがLAの消防士に影響されて英語を勉強し始めた話

こんにちは。Masumiです。

この記事では、超ビギナーが高校学習ぶりに英語を勉強し始めたきっかけと、現時点での楽しくできる勉強法を書いている。きっかけなんてどうでもいいから、楽しくできる勉強法を早く教えてくれ!って方は、目次から「楽しくできる超ビギナーの英語勉強法」に飛ぶことをおすすめする
時間あるしきっかけも読んでやっても良いかなって方は、ぜひ暇つぶしにご覧ください。


めっちゃ長い前置き

今年、30歳といういよいよ大台を迎えた私は、人生で何か成し遂げたい!と謎な意欲に駆られていた。というのも、9-1-1: LA救命最前線という海外ドラマを友人に紹介されて見始めたのが事の発端だ。

「あんた、絶対好きだから観な」と、友人に半ば強制的に観させられたそのドラマは、アメリカ・ロサンゼルスのロサンゼルス市消防局(LAFD)やロサンゼルス市警察(LAPD)、通報コールセンター(9-1-1)に勤める、人種も年齢もセクシャリティも様々なヒーローたちの物語だ。日常で起こるさまざまな事件や事故、自然災害で助けを求める市民のために奔走している彼らの生き様を描いている。

何を隠そうこういったヒーロー物語が大好きな私は、友人の思惑どおり、いや、それ以上に、瞬く間にどハマりした。(友人ありがとう)

9-1-1は、ただかっこいい奴らの物語ではない。
自らの危険を顧みず目の前の要救助者を体調の命令に背いてでも助けに行く無鉄砲な消防士バックは、私生活では女お酒大好き隙あらば消防車のなかに女性を連れ込む始末。小柄で逞しい体格を活かしどんな困難な場所へも果敢に潜り込み救助者を助けるお調子者の救命士チムニーは、見栄っ張りで有る事無い事作り話で身を固めて注目を集めている上っ面の人間関係しか築けない。そんな濃すぎるメンバーを束ねるのは、正義感にあふれた頼れる隊長ボビー。実は彼は過去の辛い経験を乗り越えられず、アルコール依存症から抜け出せずにいた、、。

まだまだ語りたいことが山ほどあるけど、今日書きたいことは9-1-1のことではない。「わたしの勉強法」だ!とにかく9-1-1を見だして私の心のなかには「私だって何かを成し遂げたい、いや成し遂げられるはずだ!」という感情が芽生えたのだった。

何を成し遂げたいかは大体決まっていた。数年前から何の目標もなくただ「かっこいいから」という理由で憧れていた、英語スピーカー。今は明確に目標がある。

いつかLA現地の消防局に行ってみたい!(できれば取材してみたい)

これを叶えるために、私は実に12年ぶりに英語の勉強を始めたのだ。


楽しくできる超ビギナーの英語勉強法

長すぎる前置きを読んでくれた方も、すっ飛ばしてここに来てくれた方も、ようこそ。今から、私なりの楽しくできる超ビギナーの英語勉強法を紹介する。大して目新しいことではないのと、効果は人によりますよというディスクレーマー文言だけさらっと言っとく。

ちなみに私の英語スキルは、中学英語で止まっている。文法も正直、「過去形とかなんか、そんな感じっしょ?」程度の知識だ。


Duolingoを50日間継続する

この記事を読んでみよう!とここまで読み進めたみなさんならきっとご存じだろう、「Duolingo」。

ゲーム感覚であらゆる外国語を勉強できるアプリだ。
今までの人生、英語の勉強だけは継続できなかった私が、何の苦もなく楽しく続けられたのは今のところこのDuolingoだけ。続けやすいポイントは、着手するレッスンが一つに絞られていて迷わないことと、継続日数が途切れそうになるとアイコンのフクロウがどんどん弱っていって可哀想になることだろう。

こんな感じでやるべきことはこの一つ、ストーリを進めることだ。細々としたミニゲームや単語学習はあるけど、基本的にはこのストーリーを進めてさえいればいい。ほかのアプリやサービスはやることが多すぎてどこから手をつけていいかわからなくて、進める前に嫌になっていた。その点、このDuolingoは進めやすく、また1レッスン5分ほどでチャチャっと終えられる。片手間にちょうど良いのだ。リーディング、ライティング、ヒアリング、スピーキングをまんべんなく学習できるのもポイントが高い。


フクロウがレッスンをして欲しそうにこっちを見ている

そして、アイコン(ウィジェット)はこんな感じで「そろそろDuoタイムじゃない?」と言わんばかりに毎刻変化する。

レッスンを終え満足したのか、宇宙の彼方へ飛び立ちそうなフクロウ

急かされるままとりあえず1レッスンすると、このように継続日数とともにフクロウが機嫌を取り戻してくれるのだ。これを放置すると、みるみるうちにフクロウの元気がなくなり、しまいには病気になる。これについて面白い記事があったのでシェアさせてもらう。

とにかく、Duolingoを継続させるために開発者がさまざまな試行錯誤を重ねてくれたおかげで、勉強を続けられているユーザーは少なくないだろう。最初のうちは「何やねんこのフクロウ、自分のペースでやらせろやい!」と息巻いていた私も、そのうち認知バイアスにかかりこのフクロウに愛着が湧き、今ではフクロウの精神状態を安定させるためにDuoを継続しているといっても過言ではない。こいつはもはや私の生活の一部だ。


英語で1行でもいいから日記を書く

意外にこれは楽しい。その日Duoで習った文章を、自分なりにアレンジして書くところから始めたらやりやすい。習った英語を使ったぞ!という実感が沸くので、達成感も感じられる。「fridge(冷蔵庫)」を習った日なんかは、え?冷蔵庫って英語でfridgeって言うの?と驚いた記憶がある。冷蔵庫なんて毎日使うのに、fridgeという言葉は今までの人生で聞いたことがなかったからだ。

その日の日記は、「I was surprised.Because I didn't know fridge.」と書いていた。

これのいいところは習った英語を自分の文章として発信することで、記憶に残ることだ。日常のふとした時に、「あ、これは英語でああ言えばいいんだ」と思いつくこともある。

ノートに手書きで書き留めるでもいいし、メモ帳のアプリに入力するでもいい。SNSで発信するのもありだ。要するに、なんでもいい。初学者だし高度な技をする必要なんてない。やりやすい方法で無理なく楽しく継続するのが大事だ


コミュニティに入ってみる

Duolingoと英語日記を無理なく50日間続けた私は、次のステップとして英語学習者のコミュニティに入ってみた。

ちょうどその時、カナダ・トロントから楽しい英会話をお届けしてくださっているkk_talkingさんが「英語で読書チャレンジ」というのをしていた。英語学習の幅をそろそろ広げようと考えていた私は、ひとまず参加することにした。

同じ仲間と読書したことを報告し合えるので、モチベーションに繋がる!今日は何だかめんどくさいな、、と思う日も、「でも報告したら褒めてもらえるし10分だけでも読んでみるか!」と継続する気持ちになる。

コミュニティの良さは、同じ志を持った人と繋がることで、みんな頑張ってるし私も頑張ろう!と思えることだ。諦めそうになる時も、もう一踏ん張りできるのでおすすめ

ちなみにkk_talkingさんのインスタコンテンツは、自然な日常会話を楽しく学べるのでぜひチェックしてみてほしい。


英語の本を読んでみる

コミュニティに入ると同時進行で、英語の本も読んでみることにした。

私が読んでいるのはこれ。

短編集で、比較的簡単な英単語で構成されているので、英語スキルがほぼ中学で止まっている私にとってはめちゃくちゃありがたい。ちなみに、まだ「About the Author(著者について)」を読んでいるところなので、物語については触れられない。多分面白いと思う、多分。

以下で、具体的な読み進め方を紹介する。

  1. まず一文読んでみる

  2. 分からない単語を辞書アプリで調べる

  3. ノートに分かったことを書く

  4. 文章として理解する

  5. 理解が合っているかを翻訳アプリで調べてみる

こんな感じだ。でもいちいちこんな手間をかけてたらそのうち嫌になってしまうので、「なんとなくこんな感じかな〜」って理解できる文章は、そのまますっ飛ばしている
本来はもっとやり込むべきなのだろうけど、私のコンセプトは楽しく継続!なので、これでいい。自分に合ったやり方で読み進めてみてね。


効果でた?

効果としては、街中を歩く外国人の方の会話をめっっちゃ少し聞き取れたことが大きい。駅のゴミ箱を指差しながら「Not dirty!!!!!」と目をひん剥いていた。多分、汚くない!なんで!?みたいなことをお話ししていたのだろう。

dirty(汚い)という単語は英語を勉強するまでは一切知らなくて、誰かが言ったとしても聞き取れなかったと思う。聞き取れたとき、ちょっと、いやだいぶ嬉しかったし、これからも駅のゴミ箱を綺麗に使おうと誓った。


おしまい

以上が、今私が取り組んでいる英語学習法だ。英語学習といっても、合わせて1日1時間もしていないだろう。今は、Duoと日記のみで学んでいたところから、コミュニティに入り洋書を読み出した段階なので、少しづつ勉強時間を長くできるように取り組みたいと思う。

今やっていることに対し1年、5年、10年後に「やっててよかった〜!」と思っている自分を想像しながら、今後も継続していくつもりだ。何年後かに、「LAの消防士たちに取材してみた」という記事を書く、その日まで。


#わたしの勉強法

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