あらくれお嬢様だけじゃなく、すたれたアラサーまでもんもんしている
世間はゴールデンウィーク真っ只中、個人事業主として活動している私はというと、長期休暇?なにそれ?だ。
基本的に予定がない日は仕事に全ベットしている私だが、予定がある、なんて日の方が珍しいので要は仕事しかしていない。
そんな私には密かな楽しみがある。
2週間に一度更新される、「あらくれお嬢様はもんもんしている」という漫画を読むことだ。
木下由一先生の作品だが、あらすじはこうだ。
あらくれお嬢様はもんもんしている(以降:あらもん)の何が私をこんなに魅了しているのかというと、理由が2つある。
起立匡史のムッツリ具合がツボ
風紀委員として制服の着方などの校則だけではなく、生徒同士のうふんあはんなことまで、とにかくありとあらゆる風紀の乱れを取り締まる。そんな匡史の性格は真面目で、周りにも厳しいが自分に一番厳しい。
椿と出会うことで、椿からの様々なうふんあはん攻撃に巻き込まれていくのだが、そんな攻撃に少しずつ絆され、ダメだとは分かっていながらも、もんもんが止まらなくなってしまうのだ。
誰よりも真面目で厳しい匡史が、椿の影響で乱れていく様に私の心は奪われる。
程よい甘さとエロさを兼ね備えた主人公、口無椿
あらもんは、少女漫画のように甘酸っぱすぎず、でも、青年漫画のような程よいエロさがある。それらが絶妙な配分で散りばめられているのだ。この神配合ができるのは木下由一先生ならではだろう。
なんといってもヒロインである口無椿は、その完璧なプロポーションもさることながら、とにかくピュアエロい。ピュアエロいとは、一見すると相反するような言葉の組み合わせだが、実際には繊細なバランスを持っている。
彼女は、純粋さや清らかさといった美徳なイメージを持ちつつ、同時に魅力を感じさせる要素を含んでいるのだ。
言葉遣いや佇まいが美しく、何事にも真剣に向き合う椿お嬢様は、校内では親衛隊まであるほど女生徒から絶大な信頼を得ている。そんな彼女は、大嫌いなはずの匡史と接することで自分の不本意な”もんもん”が開花されてしまう。
読者としては、なかなか素直になれない椿と、真面目で厳しく愛おしくなるほどムッツリな匡史の、少しづつ変化していく関係性に、もうどうしようもなくもんもんとしてしまうのだ。
2人の成長を見守りながら、応援せざるを得ない魅力があるというのも、私がこの漫画を大好きな理由の一つだ。
それ以上にもたくさんの魅力があるこの、「あらくれお嬢様はもんもんしている」、もう連休も終わるが最終日を過ごすのにもってこいではないだろうか。
今なら1巻が無料で読めるらしいので、ぜひググって見てほしい。これであなたも、あらもんの虜になるはずだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?