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ちいここ下甑島ツアー1日目(2024/8/26)

みなさんはじめまして!

緊張の初投稿です。
今まで日記をFacebookでつけていたのですが、
写真と共に記録を残したいと思いnoteに移行することにしました。

友達申請が必要なFacebookと異なり、noteは全体公開になるので不安な部分も多く。
個人情報等々には十分注意しつつ利用したいと思います。

自分自身の思考についても、誰でも見れる状態で残すことに対して恥ずかしさや怖さもあります。
ですが今回は甑島の美しい風景や写真と共に記録したいので...!
何かお気付きのことがあればこっそり教えていただけたら幸いです。

それでは早速本編です!

日光での旅行、まつりつくばを楽しんで、25の夜の間に東京へ移動しました。
緊張とワクワクと寂しさと疲れと色んな感情が入り混じって、移動中は本を読むつもりでしたが何も入ってきませんでした笑

3:40起床で羽田インから空港へ。
朝ごはんはなんとカレー!🍛
カレーに福神漬けはマストだなと思いました。

6:30発のフライトで鹿児島空港へ。

雲が綺麗!


昨日の夜、甑島について少しでも勉強してから向かいたいなと、「甑島の鎌倉武士」という本を購入しました。

地域診断イベントでご紹介いただいた時の写真。


2月にカザフスタンに行ったとき、行く先の知識が少しでもあれば、旅がもっと楽しくなる!!という学びを得たので、それを活かしたいと思ったのですが。
想像以上に疲れもあり、飛行機は爆睡(思いっきり船を漕いでいたと思うので隣のお客さんには申し訳ない....)でした。読みきれなかった。

鹿児島空港に着いて、まずはおちづと合流。初めましてでしたが、一緒に西郷公園まで西郷さんの銅像を見に行って、さつま揚げも食べました。

西郷公園は改修中で、中に本当は入ってはいけなかったようですが、知らなかった私たちが中で写真を撮っていると工事の方が写真撮ったら出ていきや〜と優しく注意してくださいました🥲やさしい。西郷隆盛の銅像は、近づいてみると想像以上に大きく感じました。高さ10.5m、胴回り5.6mで、偉人像としては日本一だそうです。
この銅像は昭和51年、彫刻家故古賀忠進氏(元日本芸術院会員)が「現代を見詰める西郷隆盛」のタイトルで塑像されたものでしたが、制作依頼者の死亡のため富山県高岡市の鋳造業者の倉庫に眠ったままになっていたそうです。作成者の息子が翁の故郷、鹿児島への建立を希望され、溝辺町青年会の呼びかけで(公園の住所は鹿児島県霧島市溝辺町麓856-1)、昭和63年5月28日建立、同年8月28日除幕されました。


大きさが伝わらないなあ

さつま揚げは枝豆(わたし)とさつまいも(おちづ)のものをいただきました。やっぱり練り物だいすき。

空港にはなんと足湯がありました。暑いから入らなかったけれど。
ここにも西郷さんの像が。
足湯の名前は「おやっとさあ」。これは鹿児島弁で「おつかれさま」の意味を持ちます。
他にもむぜはかわいい、てげてげは適当、ほどほどなど色々方言(鹿児島弁)があるようです。島はどんな感じなんだろう。
(追記。甑島の方言は、言葉というよりイントネーションが独特なんだそう。集落ごと、部落ごとに方言が違い、近いにも関わらず隣の部落の方が何を言っているのかわからないこともあるんだとか。笑
恐竜博物館の学芸員の方に伺った話によると、方言は現在消滅の危機に瀕していて、音声の形でそれを残していく取り組みがなされているんだとか。新しくできる博物館でも、音声ガイドの読み上げを街のおばちゃん達にお願いして、方言(イントネーション)を残したいと考えているんだとか。方言は人によっても少しづつ違い、これと言った正解はないから文面で残したりは大変で、音声として残すのが1番だそう。)


鹿児島弁講座。映り込みごめんなさい、まずいかしら

10:30まで本を読んだりして過ごし、他メンバーと合流。
この時点ですでに川内港からの高速船は、台風の影響で運休が決まり、各自ここで引き返すか、フェリーで(29に帰れるかは不確定な中で)島に渡るかの選択を迫られました。
悩みながらも、バスで川内駅へ。
所要時間はおおよそ1時間半、1650円。山道をいくルートで、途中さつま市や入来の方を通るルートでした。途中作っていた作物としてはお茶が印象的でした。もちろん稲作も。そしてフルーツ。ぶどう、きんかん(あと野菜になるけれどもちろんさつまいも!)などが有名なようでした。

森。
バス停の様子。入来中学校前。1日3本です…

川内駅到着。
まずは駅前の大伴家持像前でお写真を。
大伴家持は万葉集の編纂に携わったことで有名ですが、764年には薩摩守を拝命し、薩摩国府にやってきたそうです。藤原仲麻呂の暗殺計画に関与したことが疑われて、左遷されたんだとか。

新(あらた)しき年の始めの初春の今日降る雪のいや重(し)け吉事(よごと)
<大意>
 新しく迎えた年の正月、この初春の今日すがやかに降る雪と同じように、どんどん積み重なっておくれ、良きことどもよ。

これは薩摩守を拝命する前、759年元日に詠まれたと考えられています。この前年から因幡国(鳥取東部)の国守として赴任しており、そこで詠んだものだそうです。この日は、豊年の吉兆とされる正月の大雪に加え、正月新年と立春新年が重なる珍しい元旦立春で非常に縁起の良い日だったんだとか。大伴家持の歌は長歌・短歌など合計473首が万葉集に収められていて、万葉集全体の 1 割を超えているので、大伴家持がその編集者と考えられています。この歌は後に万葉集の最後を飾る歌となるとともに、この歌を最後に家持が詠んだ歌は見つかっていないそうです。

歌を詠んでいるところの像!

ここは新幹線が停まる駅で、お土産屋さんも充実していました。
その前にお昼ご飯。
近くの割烹やまぐちさんでサンマの塩焼きの日替わりランチを。1000円いかずにこのボリュームと新鮮さ!海が近いって羨ましい。
このお昼が初日の難関でした。笑
島に渡るか否かの決断を迫られて、食べながらそのことが頭から離れず。
結局折角来たし、誰も行かないというのは受け入れ先に申し訳なさを感じるし、ということで行こうと思いきりました。
ありがたいことに自由が効くこの学生の間にこういう経験も必要だよね😇

これで990円はコスパ最強。
9人も急に押しかけてしまったのに優しく対応いただきました。ありがとうございました!美味しかったです

お土産屋さんで名物だというちんこだんご(『「しんこ回子」が訛って「ちんこ回子」になった説、鹿児島弁で「小さい」を意味する「ちんこい」団子が「ちんこ団子」に訛った説、元中3年(1386年)、国遠山深固院の和尚が度重なる飢競の際、田に出て落穂を拾い粉を粉にして餅をつき、醤油をかけて焼いたお団子を皆にたべさせて飢餓を教ったのが「しんこ団子」の始まりとも言われ、「しんこだんご」がなまって「ちんこだんこ」になったという説等々。鹿児島らしい甘いお油を塗りなから焼いた、ほどよいお焦けが美味しい逸品。薩摩川内市のソウルフード「ちんこ団子」をせひご賞味ください。』と紹介がありました。名前のインパクトよ。笑)や、ジェラート(金柑と紫芋、なんと焼酎入り!)をいただきました。

あまじょっぱくて美味しかった🍡

そして、台風対策としてスーパーで食料を買い込み、いざ港へ。約40分、150円でバスで向かいました。(爆睡)
フェリーにも問題なく乗り込め、ようやく一息つきました。(半分爆睡。客室で流れていたドラマに気を取られて本は読めず。犯罪被害者の方の心情を描いていて、あくびのフリをしてこっそり泣きました笑笑)

船内のご案内。中は想像以上に豪華でびっくり。
階段が豪華客船のようでした笑

案外あっという間に到着してしまったのですが、フェリーは雑魚寝のスペースがあって、そこで他の医学生から厚生労働省インターンのお話などを伺いました。
仕事内容としてあまり向いていないような気はするのですが、だからこそ一回体験してみたい。いつかできたらいいな。

コミュニティバスで、15分ほどかけて長浜港から手打へ(150円、想像以上に安い、利用者さんも多くないけど運営はどうなんだろう)。

到着後すぐ。空が綺麗。

空を見上げると一面星が!!!めちゃくちゃ綺麗!!!!こんなに星が見えたのは人生初レベルで、感動しました。
そして流れ星も観測!!!願いごとするの忘れた。

iPhone 12 miniで撮影。綺麗すぎる。

夜ご飯は、今回お世話になる看護師さん、小林さんと漁師のノブさんが運営されているカフェ、かわんぐいへ。かわんぐいとは「かわのそば」の意味だそうです。うみんぐい、やまんぐいとは言わないけれど、みちんぐいという言葉はあるんだとか。言葉って、なんでって考えちゃいけないときありますよね。笑

かわんぐい。


奥のお魚が噂のあかせぎの素揚げ。
個人的には手前のお皿がお気に入り。
伊勢海老ーーーー!
(アレルギーで食べれなかったのですが次の日お味噌汁にしたものをいただきました)
チャンバラガイ。
撮影下手すぎて、チャンバラ部分が撮れていない😔

かわんぐいではなんと伊勢海老、あかせぎ(高級魚だそう。調べても出てこない、アカサギだったのかな...アカイサキ?)、チャンバラガイ(マガキガイ。貝から少し飛び出している部分がチャンバラの先っちょみたいになっているからだそう。)、はちみつ入りのドリンクたち(橙(きのす、というそう)、日向夏、上甑産のアロエ、すももなどのフルーツが使われていました。あまりにも頭が痛すぎてお酒は断念。)、焼酎(五郎、亀五郎、甑州を一口づつくらいいただきました。おいしい!)、季節のサラダなどなど美味しいご飯をたくさんいただいて、これだけでも来た甲斐あったね、と。笑笑
近くの手打小学校で養護教諭として働かれている先生や、手打診療所の看護師さん夫妻がいらして、お話を聞かせていただきました。島に来た理由は様々(富山から、や鹿児島出身で島に赴任になったなど)でしたが、非常に仲良くお話なさっていて印象的でした。カフェの運営を手伝ってくれているメンバーなんだとか。室原先生も途中から来てくださって、いろいろお話できて嬉しかったです。

私は途中から疲れなのか気圧なのか頭が痛すぎて、一番風呂をいただいて即就寝。お風呂に入りたくないくらいには結構やばかった。もう思い出したくないな、たくさんご迷惑おかけした3人のメンバーの皆さんごめんなさい.....

1日目終了。2日目もお楽しみに。

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