言葉の認識
言葉は怖い。自分はそんな風に思ってもないことだったかもしれない。
だが受け身がそう思ったらそうなのだ。
国語の時間でいつも不思議だと思うことがあった。
この小説で○○くんはどう思ったか書きなさいという
質問に私はいつも疑問を抱いていた。
小説。作り物の世界。空想の世界。
読んだ人にしかわからない物語り。でも
何百人読んで答えが一つだけだろうか。
空想の世界なのだから、答えも何百通りあると思っていた。ここで正解を一つにするとそれでしか
答えが出てこない。物語りの幅が狭まれる。でも
物語をどう読もうが受け身がこうは思わないこう思うという言葉がまた新たに出ることによって
想像や感性の幅が広がり言葉が美しいと思えると思う
言葉は更新されるものではない上書きされるものであって言葉自体はいつの時代のものも消えない。
しかし今の時代言葉においてその漢字通りの生活を
送っている者は少なくその意味の漢字として消えていくものはある。
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