0から1を作る
昨日のお題
【0から1を作る】
4月から大学院で研究していますが、まさにその研究が0から1を作る作業になっていると思います。
まだ、誰もしていない分野のアカデミックな研究。
大好きなチア界に貢献できるような研究をしようと大学院への進学を決めました。
先行研究が何もないまま、他のスポーツを参考にしながらなんとか研究を進めようとしています。
大学院に入って4ヶ月が過ぎ、周りの同級生がどんどん研究が進んでいる中、私は全く進んでいません。
軸足はチアということに執着しているので、誰がなんと言おうとずらすつもりはありませんが、それ以外が幅広過ぎてなかなかテーマが定まりません。
それでも、なんとか前に進もうと思って、色々な方々のご協力をいただいて、元NFLやNBAのチアリーダーにアンケート調査をしたりインタビューをしたりしています。
これは、研究のためというのもあるけれど、チアヲタクにとって最高な時間でもあり、研究するってこんなこともできるのだと役得感満載です。
自分は、チアのことを知ってると思っていたのですが、知らないことがたくさんあることを知って、益々知りたいと思うようにもなりました。
ゼミの助教授は、チアのことなんて何も知らなかったはずなのに、色々調べて出てくる情報について私にメールで送ってくれます。
しかも、私の知らない話ばかり。
助教授レベルになると、知らない分野でも情報収集方法がわかっているので、なんでも調べられるんだということも知りました。
その能力をぜひ卒業までに身に付けたいと思います。
ただ、研究はテーマを絞ってそれについて掘り下げていかなければならないので、このようにチアについて広く情報を集めるというのは、趣味活動になってしまいます。
だからこそ、0から1を作るという研究になるわけです。
教授からは8月中には決めないといけないよと言われています。
私もそう思います。
一つ「これでいけば」と言われているものがあります。
これでチア界に貢献できるのだろうかと疑問はあります。
でも、0から1だからいきなり1から10のような研究をしてはダメなのです。
ベースが研究されていないのだから。
そうなってくると、修士だけでは終われないような予感がしてきてしまいます。
でも、博士まで行く研究熱と資金はありません。
なんとか、修士で自分も納得できる0から1の研究をできるよう、努力したいと思います。