日本社会を変えたいと思っています
こんにちは!
今回は「NCG一員としての抱負」をテーマにブログを書いていきます。
私は、自分の思い( or 野望?笑)を内に秘めておくタイプですが、今回は語らせていただきます。
私のビジョン
多様性を受け入れる日本社会を創ること、これが私のビジョンです。
もちろん、現時点ではこの壮大なビジョンを現実にするために必要な実力や地位も何も持っていません。現実と理想との巨大なギャップを埋める必要があるので、まずは30歳まで(5年以内)にビジネスパーソンとしてどこでも通用する力を身に着けていきたいです。
私の価値観と就職活動
私が多様性をひとつのキーワードとして捉え、このビジョンを明確に思い描くようになったのは就職活動中のことです。
大学では、主に社会科学の観点から国内外の社会情勢について学びました。そして、世界のテーマでもあるSustainability(持続可能性) を重視して、日本の労働に関する社会課題と人材業界に興味を持ちました。なぜなら、人と企業の成長を支えることが日本の持続的な成長、人々の幸せにつながるのではないかと考えたからです。
さらに、自身の過去や留学経験から、日本の画一的であまり大きな変化を好まない風潮は、このグローバル時代において、今後他国に遅れをとるトリガーになるのではないかと危機感を覚えました。たとえば、すでに日本は事実上の移民大国となっています。外国人人口は、1989年の入管法の改正を契機に急増し、2017年の日本への流入者は約47万5千人とOECD 加盟国36か国のうち第4位となりました。しかし、外国人労働者の受入れ態勢に関しては多くの悲しい実態もあります。日本の人手不足を解消するために、外国人労働者を不当に扱ってよいはずがありません。
私は、日本が嫌いなのではありません。日本という自分の生まれ育った国を大切に思うからこそ、もっと多様性を受け入れる社会であってほしいと考えました。また、日本の社会課題を解決するには、女性、シニア、外国人といった多様な人材の活用や働き方の多様性を推進し、AIなど新しいテクノロジーと共存しなければならないと考えました。
だからこそ、日本の現状を良い方向に変えることができる影響力を持った企業で働きたい、そんな思いで就職活動を行っていました。
そしてネオキャリアに出会ったのです。
社会情勢について
ここで改めて、日本の社会情勢をみてみましょう。
皆さんもご存じの通り、少子高齢化によって日本社会が抱える課題は数多くあります。
ひとつは、地方の衰退です。
この表は、人口減少、高齢化と地域経済縮小の悪循環にかかわる地方の課題を示したものです。
表1 地方の課題
出所:富士通総研(2019)より作成
地方企業(その多くが中小企業)の大多数がすでに人手不足を実感しており、また、後継者不足によって存続が危ぶまれる企業も増えています。さらに、東京一極集中も深刻な課題といえます。若者はより魅力的な働き場所・働き方を求めて地方から東京圏へ流出しています。労働力不足、経営者の後継者不足、働く場所・働き方の多様性の低下によって地方経済・社会はますます衰退し、その持続性が失われつつあるのです。
次に、労働力人口の減少です。
労働市場の未来推計によると、2030年日本全体で644万人の人手不足になると予測されています。その対策として、女性、シニア、外国人といった多様な人材の活用が求められます。
しかし、仮にそうした人材の活用によって働き手を増やすことができても、あと約300万人分の人手が不足するといわれています。そのため、労働生産性の向上が大きなカギを握ります。
図1 G7時間あたり労働生産性の比較
出所:公益社団法人日本生産性本部(2019)より作成
これはG7の労働生産性(就業一時間あたりの付加価値)の比較を示したグラフです。日本の労働生産性は46.8ドル(約4,744円)で、G7の中では最下位、OECD加盟国36か国のうちでも21位と下から数えた方が早いのが現状です。
労働生産性の向上には、AIなどの最先端テクノロジーの活用による業務効率化と多様な働き方の創出が求められます。実際に、ネオキャリアグループもHR Techサービスを展開することで、企業の人事領域の課題解決を支えています。
NCG一員としての抱負
日本を取り巻く社会課題は根深く、また、複雑に絡み合っています。
ネオキャリアグループの一員としての私の使命は、これら社会課題の解決に向け、限られた人的資源を最大限活かす方法を考えて世の中にネオキャリアのサービスを広めることだと考えます。そこで、新卒一年目は次の3点を目標にします。(なお、社会人としての当たり前をしっかりとこなすことは大前提とします。)
まず、当事者意識と責任感を持って仕事をします。
私は、大学時代に発展途上国のスラム街で調査を行うなどさまざまな経験を通して、社会課題=自分の課題という当事者意識を持つようになりました。新自由主義の元にグローバル化も進み、貧富の格差はますます拡大しています。私たちがこれから生きていくのは、誰かが何とかしてくれる時代ではないと考えます。だからこそ、当事者意識と責任感を持って日々の業務に打ち込み、自己成長、ネオキャリアの成長、ひいては日本社会の成長に貢献していきたいです。
次に、どんな時でも明元素感を忘れないことです。正直私は人見知りをしてしまうので、特段明るいタイプではないと思っています。しかし、最終面接の際に「明元素感がしっかりしている」というお言葉をいただきとても嬉しく思いました。社会人として、お客様、先輩、同期の皆さんなど誰に対しても誠意を持ち、コミュニケーションをとる際にはしっかりと明元素感を意識していきます。
最後に、新卒一年目はとにかくいろいろなことを吸収します。
私は器用なタイプではありません。昔から新しいことに慣れて上達するまで人より多くの時間を要しました。しかし、その代わりに最後まで諦めずに人一倍努力することができます。また、かなり負けず嫌いな性格なので、ハングリー精神を持って食らいついていきます。そして、ネオキャリアという成長環境を最大限に活用し、社会人としての実力を身につけていきます。
おわりに
私の壮大、いや壮大すぎるビジョンを叶えるのは決して容易ではないでしょう。もしかしたら一生かかるかも知れません。しかし、日本の社会課題を解決し、明るい未来を築いていくことは私たち働く世代、社会人の役目だと考えます。今回、このブログに書いたことは、社会人何年目になっても忘れずに心に持ち続けていきたいです。