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Maa2のWaackダンス遍歴(7)〜ハンター試験再び開催〜

Maa2です。

【一行で分かるあらすじ】
音を置き去りにした(早どり)

4月になった。
各部活が新入生歓迎会を始める。
札幌に2万弱の学生を抱える大学で、2500人くらいの新入生がいるらしく、
どの部活も必死である。人数を総動員し、大量のチラシを配り、とにかく飯を奢ったりして話をする時間を設け、入部にこぎつける。
人多すぎて新入生狙いの詐欺団体もいたとかいなかったとか。

この状況に対し、我々概念はどのようにして対抗するのかよくわからないまま、
4月になってしまった。
このタイミングで先輩とほぼ一年ぶりに再会。
「えっ!?まだやってたの?」みたいな顔で忠犬ハチ公を見る目をしていた。
まだやってたも何も概念なのがやばいだろこれぇ。

とりあえず可能な限り連絡先を書いたチラシを印刷し、掲示板に貼りまくり、
何曜日に食堂にいますと書いてひたすら待っていた。
が、大学の掲示板は許可がないと掲示物は職員にはがされてしまう。
大学側から見れば、先ほど少し話した詐欺団体と我々概念の違いなど無いに等しく、貼ってははがされ、貼ってははがされ、と言う状況であった。

この時一年前のことを思い出していた。
新入生の時のことを書いた記事より引用
ーーー
食堂にたまに現れるどでかいヘッドホンをした30代くらいの見た目のおじさんに話しかければ入れる、と言う噂も聞いた。こんな意味不明な入部方法本当かよ。
ーーー
予想してなかった。俺自身が今年はヘッドホンおじさんじゃないか。

そんなこんなで新入生が何人か入ってきた。
よく見つけたな、やばすぎる。

おそらくヘッドホンおじさんを見つけて来た者達だ。
面構えが違う。

そんなこんなで2年目スタート。
教える側になり、平和に過ごしつつ、とうとう合同イベントの日が近づいてきた。
絶対にこのバトルに出たかったが、そもそも一緒に出る相手がいないのと、一人で練習してたせいで誘い方がわからない。
磯野を誘うと「バトルに出る必要がない」と言っていた。ブレない男だ本当に。
さらに後輩から一緒に練習してください、と誘われてもめちゃくちゃ気乗りしなさそうだった。磯野おもろすぎるだろ…。

とりあえずバトルに出たかったので、とうとうここで先輩に相談することになる。

次回「音置き去りマン、バトルデビュー」

続く。


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