補聴器探し①〈補聴器と集音器〉
補聴器をいざ購入しようと思うと、色々疑問が湧いてきて、まずは気が済むまで調べてみる事にしました。
主に調べたことはこんな事です。
・補聴器はどうして高いのか
・補聴器はどこで買えるのか
・購入の補助があるのか
・補聴器メーカー
補聴器はどうして高い?
いざ購入するとなると1番気になるのが価格でした。
調べてみると両耳揃えて買うと20万から100万近くするものまで。しかも推奨使用期間は5年。
よく売れてるのは両耳30万円代だそう。
えぇー高くない??
こんな値段のものをみんな普通に買ってるの??
この時の予算は20万円以内だったので、価格が高い事と5年後にはまた買い替えないといけない事に結構ショックを受けました。
〈価格についてわかったこと〉
・補聴器が高いのは価格に調整料金が含まれているから。
・大手メーカーの補聴器は大体3つのランクに分かれていて、両耳で1番下が20万くらい、真ん中が40万くらい、1番上が80万オーバーくらい。
・カタログに価格が載ってるものもあれば、オープン価格のものもある。
・店舗では割引してることが多くカタログ表示価格よりも多少安く買える。
・店舗毎に割引率が高いメーカー違う。
・購入前に試聴が出来る
補聴器と集音器の違い
補聴器を調べ始めると目についたのが、安い「集音器」と呼ばれるものでした。価格は安いものなら1万円以下、5〜10万円くらいのものを販売しているメーカーも。
形は補聴器と同じように、耳掛け式、耳穴式、ポータブルラジオのような形の物がありました。
集音器はテレビの音量を上げるように周りの音をそのまま大きくするもの。
補聴器は医療機器で、使う人の聴力に合わせてオーダーメイドで音を作るという違いがありました。
補聴器と集音器のハイブリッド
まずはとにかく値段がネックだったので、価格こだわって補聴器を調べていると、補聴器と集音器の間の機能を持つ製品を見つけました。
オリーブスマートイヤー(税込34,800円)
自分で設定が必要ですが、専用アプリから簡単な設定である程度自分の聴力に合わせた音が出力されます。
メリットは集音器なので価格が安い、見た目はイヤホンと同じで補聴器っぽくない、電気屋さんやオンラインで購入できる事です。
デメリットは自分でアプリから調整しないといけない、イヤホンを着けていると間違われてしまうことかなと思いました。
自分で調整する補聴器
上に書いたハイブリッドな補聴器があるなら、自分で調整する補聴器があるんじゃないかと思って調べてみると、ありました。アメリカにですが…
BOSE SoundControl ($849 約9万円)
両耳で販売しています。専用アプリで調整すると30分程で使えるようになるそうです。残念な事に日本での発売は未定だそう。
自分で調整する補聴器ではないですが、日本には遠隔で調整する補聴器がありました。
SHARP メディカルリスニングプラグです。
こちらは認定補聴器技能者や言語聴覚士の資格をもった人や専門フィッティングスタッフがオンラインで調整してくれるものです。価格は99,800円。調整は購入してから60日は無料でしてもらえて、それ以降は調整が有料になります。1回いくらではなくて、60日間11,000円でした。
メリットは初期投資が安い、見た目がイヤホンみたい、黒でおしゃれな形。デメリットはイヤホンと間違われることくらいかな?
補聴器探し2に続く
購入への道のりは長い…
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