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短歌研究新人賞のはなしと報われなかった短歌置き場

8月と9月は過労死ラインで働いていて全く更新できませんでしたが、私の短歌の進捗をメモしていきます。

短歌研究新人賞につきましてははじめての参加で参加賞という結果。もっと頑張りましょう!
ただやはり人に短歌を選んでもらえるのは嬉しいです。二首選んでいただけたので、紹介します。

カスタードプリンの底からぷっつりと膿を湧かせる心療といって
ゆるやかに眠りにつけるお薬と白チューリップの頼りなさがいい

(引用:『短歌研究 第81巻第6号』短歌研究社)

どちらもお気に入りの作品。そしてこのテーマが私のカラーになるんじゃないかなと思って、今回の歌壇賞はテーマを決めて作品づくりをしました。

冒頭にも申した通り過労死ギリギリの日々を送っていたのであいも変わらず今年も当日消印有効に力を借りましてなんとか郵便局に駆け込みました。

そんな歌壇賞作品づくりで報われなかった短歌をいくつか。

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アメーバ

ニュースから僕とおんなじ病名が可笑しいほど深刻な声音で 

人並で良いと言われたわたくしの背を押す人波 出口へ向かう

アメーバに包まれた退職の噂 多細胞生物が操る

毅然たる入道雲を光化学スモッグ注意報が追い越す

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もうそろそろ次の短歌研究新人賞の作品づくりに入ろうかな〜と思います。
インスタの更新もしたい……!

ではまた、


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