浮かばれない短歌置き場

大学の講義中、歌壇賞用にせっせと作ったけど結局なににもならなかった歌。もっとあるけどそれはまた別の機会に。ぎりぎり間に合いました。


棍棒で戦うときが来るのならあなたには死んでいてほしいのだ

十七でナイフを捨てたわたくしの脳裏に煌めく青の炎は

友人の死を詠おうとする僕の伸びすぎた足の爪 真夏日

前髪を押さえる私を殺すよな美しむべき風が吹くので

僕がこの服を着るわけを思考してファストな自己嫌悪に浸る午後


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