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【SNS時代は】◯◯◯は隠せない

昨今、芸能界でも芸能界以外でも、非常にスキャンダルが多いというか、そう見えるだけかもしれませんが、毎週のようにSNSを中心にさまざまな事象が飛び交っています。

芸能界に関しては、週刊誌に端を発するものが主なのですが、最近、思うことは、以前と比べて人々が不寛容になってきているということ。

これを言うと、「不祥事を起こした人物を庇うのか?」という批判を受けてしまうかもしれませんが、そういうつもりはありません。
一般的な不祥事に対する許容度の基準が、昔と比べて上がっているのではないかというのは、ひょっとしたらみなさんも思っているのではないでしょうか。

もう一つ、僕が思うのが、すっかりSNSが浸透した今、






「トラブルを隠すことができなくなった」

ということです。

実際にいまも、週刊誌報道をきっかけに、テレビを追われるかもしれない方がいらっしゃいます。
昔は、このような事案に対しては、所属する芸能事務所が取引をしたり、お金を支払って解決したことが完全に漏れなかったりしました。

漏れたとしても、

「大したことではない」

と受け取られていた節もあったとは思います。

今はそうはいかない。
たとえ当事者間で守秘義務が結ばれていても、その締結の過程には複数の人物が関わっているわけで、そこから事態が明るみになってしまう。
それでも、SNSがなかった時代はまだ風の噂程度で済んでいましたが、今はこのSNSという拡散装置があるため、どんどん広まってしまうことになります。

これは何も芸能界だけではなく、一般企業の商取引や、一社員さんレベルでも起こるようになってきました。
そして、組織体や個人が大きければ大きいほど、情報漏洩してしまうし、ヘイトを集めることになる。

思うのですが、こうなってくると、今後は、何かトラブルが起きた、もしくは自分が起こした際はもう、

「周囲にバレるものだと思って行動するしかない」

のではないでしょうか。

もっと言うと、トラブルに入らない範疇の出来事でも、拡散される可能性があると思った方がいいのかもしれない。

僕も実は、SNSに晒されたりしたことはあります。

いまはだいぶその傷は癒えてきているというか、徐々に記憶から薄れていっているのですが、いまだにその瞬間を思い出すことはあります。
全く予期していないことだったので、「なんでそんなことをするんだろう」と思ったのと同時に身体中に悪寒が走り、気分が悪くなった覚えがある。
行く予定だった歯医者をキャンセルせざるを得なくなりました。

もしかしたら僕が、晒した人にとって何か気に障ることをしていたのかもしれませんが、僕のような一般人でもこのようなことが起こるのだから、このSNS時代、何かをやったらそれは拡散されるものだと戒めておいた方がいいのかもしれないですね。

逆に言えば、良い行いをすれば、それも拡散される可能性があるということです。
何をすれば人に喜んでもらえるか、それを芯から理解するのは難しいことですが、善意で行動することの価値は、今後、高まってくると僕は思います。

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田中雅(みやび)
読んで頂き誠に有り難う御座います! 虐げられ、孤独に苦しむ皆様が少しでも救われればと思い、物語にその想いを込めております。よければ皆様の媒体でご紹介ください。