【考えてみた】上手な世渡り方法
僕は、昔は世渡りが下手な方だったと自分では思います。
受験も失敗したことがあるし、仕事などでの人間関係でも苦労してきた気がしますが、ここ数年はようやく人並みに世を渡れるようになってきたと思っています。
そして最近、こうすればさらに世渡りが上手くなるんじゃないかな、というある方法を思いつきましたので、今回は僕なりに考えたそのアイディアを共有できればと思います。
このnoteでもたびたび書いてきたのですが、僕は、この世界というか、社会は
「非合理」
で出来ていると思っているんですね。
大小の規模問わずいろんな摩擦や諍いが起こるのも、社会の非合理性が理由だと思っています。
そんな世の中で個人が飄々と生きていくには、
「非合理を受け入れながら、自分だけは合理的に生きる」
という方法が最も良いのではないかと思います。
またまた些か抽象的な記事になってしまいますが、お仕事でもプライベートでも、物事には合理的に対処した方が、それはそれは良い結果をもたらしてくれると思います。
なるべくなら全員がそうすると良い。
だけれども、人間は“その場の感情”という、非合理なものに左右される生き物であるため、それは土台無理な話でもある。
だから、人に合理性を押し付けようとすると、トラブルの原因になったり、疎まれてしまうこともあるかもしれない。
ただ、それを押し付けなければ変な軋轢を生むことはないので、「人を出し抜け」という話ではないけれど、自分だけは合理的に生きてみる。
「非合理に満ちた世界の中で自分は論理を大切にして、合理性を追求する」
こうすると、大衆の信じているものが実は非論理的なものだと気づくこともできるし、自然と人と違う選択をとることもでき、世渡りが上手くなっていくと思います。
ただ、一つ気をつけなければいけないことは、
「常に合理性を追求するのではなく、たまには自分も非合理に身を投じてみること」
実は非合理って、それだからこそ人に楽しさをもたらしてくれると思うんですよ。
特に僕がいるテレビ業界なんて、合理的に考えると多くの番組は別に無くてもいいわけですし。
それでもこれだけ豊富なコンテンツが存在するのは、一見無駄に思える「遊び」が人生を充実させてくれるからだと思うんです。
合理性100%になると、つまらないというか結局、人にも恵まれない気もします。
基本は合理的に、そして時には非合理的に、9:1とか8:2とか、自分で割合を作ってやってみると、徐々に「世渡り上手」な自分になっていける気がします。