旅のお供本も電子書籍で荷物を軽く。海外でも買えます。
今回の旅のお供本は電子書籍。
旅の荷物を軽くするためです。
🔵これまでの旅のお供本の話と今回試してみたこと
アマゾンの電子書籍 Kindleの日本上陸は2012年10月。
いつまで経っても使い慣れていませんが、利用歴だけは長くて上陸した翌月にはキンドル本を購入しています。電子書籍デバイス キンドル・ペーパーホワイトも翌年の第2世代を購入。
それまでは旅に紙本を持参していましたが「これからは重くないしかさばらない!」と思いました。
ただし、海外ではアマゾン ジャパンのKindle本が買えないとネットで見かけて、出発前に買ってダウンロードしておく感じでした。
それ以来、検証もせず長年そう思いこんでいましたが、「今もそうなのか?」と今回現地到着後に1冊購入を試してみました。
普通に買えました。
今ではどこでも買える?
あるいは出版社や著者によって違う?
今さらですがもう一度調べてみました。
アマゾンにしっかり載っていました。
🔵海外旅行中でも買えるけど条件あり
海外旅行で日本から離れていても数冊は海外でも買える場合があるとのこと。
私の旅のお供本はたいてい1冊なので十分ですが、数冊ってどのくらいなんでしょうか。そして、買えない場合もあるの?
私の当時の検索の仕方がマズかったのでしょう。
海外在住の方の情報などをさらっと見ただけで買えないと思いこみ。
それか、当時は買えなかったけど要望などがあって後年数冊は買えるようになったとか?
とにかく、時々は情報をアップデートしないとダメだなと思ったできごとでした。
🔵今回購入した本
海外SF「システム・クラッシュ」
マーサ・ウェルズ 著 / 中原尚哉 訳
旅行場所や目的に合わせてお供本を選ぶ場合もありますが、今回は全然関連なし。ちょうど旅行中に新刊が出たこの本で海外から買えるか試してみました。
マーダーボット・ダイアリー シリーズの第4弾。
このシリーズ、中原尚哉さんの訳し方にハマりました。
語りが面白いんです!
それと、ギャップ萌え?
主人公の語りが「私」ではなく、弊社ならぬ「弊機」なんです。
めちゃくちゃあらたまって「弊機は~です」って語りだすんです。
ふつうの「I (=私)」じゃなくて、イタリックだったりカッコ付だったり何か強調があってこんな訳文になっているのかな?と興味がわいて、原書の出だしをみてみたんですけど、ふつうの「 I 」なんです。
つまり、翻訳者さんのアイデアなんですよね、上手い!と思います。
murderとつく通り、人も殺している警備ロボットなんですが、ひそかな趣味が連ドラ視聴だったりします。
1作目のタイトルは「マーダーボット・ダイアリー」上・下巻です。
🔵語りといえば思い出すSF
海外SF「火星の人」
アンディ・ウィアー 著 / 小野田和子 訳
私が購入した時は1冊で上のような表紙でした。
家族にも読ませてあげたくて紙本で購入。
Kindle本はその辺りが不便じゃないですか?
映画化され、主演のマット・デイモンをカバーにつかった上下巻の分冊版が発売されました。
でもこれは映画「オデッセイ」よりも、
絶対に小説「火星の人」の方が面白いです!!!
火星に一人取り残された宇宙飛行士マーク・ワトニーがその奮闘を日誌に入力する形式で語られ、その語り口が面白いから。これは映画では表現できません。
こういう場面👇は映画ではカットされてましたし(たぶん)
ただ、映画は"百聞は一見に如かず"で、私のとぼしいSF的イメージをひろげるのに役立ちましたが。
あと、映画はラストに後日談があるので、小説を読んだ人には物語のつづきが垣間見れてうれしいと思うんじゃないかな。
🔵最後に、旅の荷物についての注意点
写真、動画、地図、時刻表、メモアプリに日記入力、それに加えて旅のガイドブックにお供本まで電子書籍なのでスマホがフル活動。
ふだんモバイルバッテリーを使うことのない私でも
モバイルバッテリーを持って来ればよかった
と切実に思いました。
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