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靴の選び方③〜靴の背骨はちゃんとしてるのか〜

靴の選び方の最後の記事です。

靴の背骨がしっかりしているかの確認です。
靴を手に持ちます。
片手でつま先、もう一方の手で踵を持ち、どこで折れ曲がるのか確認してみます。
(地面に置いて、地面を蹴り出す時のように踵だけ持ち上げてもいいです)

靴にはシャンクという靴の背骨なんて呼ばれている部品があります。
シャンクがちゃんとある靴は
足の指の付け根が折れ曲がるようにできてます。

裸足でその場で踵上げをした時、足の指の付け根が折れ曲がりますよね?
人間の足は、この指の付け根が折れ曲がることによって、足のアーチが引き締まって、足全体が強く安定する。という機能があります。
(専門用語でウィンドラス機構といいます)

このウィンドラス機構が働かないと
● 足のアーチが潰れ、扁平足や外反母趾になる
● 足の裏や他の関節に負担がかかる
 足底腱膜炎や膝や股関節の故障につながる
● 歩きやランニングの効率が悪くなる
などなど不調が起こります。


靴の軽量化のためや、柔らかい靴のがウケがいいので、シャンクがない靴や、シャンクが短い靴が世の中にはたくさんあります。
靴がどこで折れ曲がるか確認した時に、靴のちょうど真ん中で折れ曲がるような靴は、シャンクが短くなっている靴です。

身体に痛みや不調がある人は、なくても長時間履く靴は、背骨のしっかりした靴を選んでみてください!

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