【備忘録】カンマ+~ingの使い方
主語+述語動詞の後にカンマがきて、その後に動詞のing形がくる分詞構文「SV..., ...ing」は、カンマの後にくる動詞の主語が、カンマの左にある文の主語と同じになります。
この例文の主語は「医療機器事業(the Medical Device business)」で、それに続く述語動詞は「米顧客向けの事業において売上の減少を記録した(recorded)」となります。
「, resulting in a reduction in its operating profit」の主語は、カンマの左側の文章の「医療機器事業(the Medical Device business)となり、「この事業部に関する営業利益も、結果として減益となった」と訳すことができます。
ここで分詞構文について、軽く他の例文も紹介したいと思います。
「~ing」の分詞構文には「文頭」、「文中」、「文末」に置く3つの形があります。
上記の例文は、文末に置かれる分詞構文となります。
次に、文中に置かれる分詞構文の例文を紹介します。
「playing video game in PS on the gaming monitor」の主語は「the children」となります。
この場合、「カンマ」がなくても「~ing」の主語が何かが分かる場合は、「カンマ」を取ってしまってもいいと思います。
「カンマ」があると何を指しているかが良くわかるので、これは書き手のクセなどもあると思います。
私はそのまま「カンマ」なしで分詞構文を作ってしまう場合もありますが、文章が長くなりすぎる場合は、一旦「カンマ」で切って、「カンマ」の中身を強調しています。
次に、分詞構文が文末に来た場合の例文を紹介します。
ここでも、「, causing extensive damage to the region(地震によって多大なる被害を受けた)」は、主語である「関西地域」とイコールです。
この文章では「~ing」を使わずに、「, which caused extensive damage to the regions」と表現することができます。
「, which」の主語も「,~ing」と同じ「an earthquake」なので、この文章でしたらどちらの構文を使っても同じ表現になりますね。
次に、分詞構文が文頭に来た場合の例文を紹介します。
「Reading the report」=「報告書を読んでいる」、のは「私」なので、ここもイコール関係となります。
この文頭に分詞構文が来る場合は、「~している時」のようにな表現になるので、「when I was reading the report」と訳すこともできます。
要するに、「when I was」が省略されて、「Reading the report」になっています。