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【留学記】サプライズで祝ってもらった日
どうも、ma-nyagoです。
『【留学記】帰国前2か月の夏休み』の続きです。
時間的には『【留学記】ホストファミリーの話』の後で、渡米して3~4週間前後ぐらいの話。
またお付き合いいただければと。
当時の写真をiPhoneで撮ったものを、画像として使用しているので、お見苦しい点についてはご了承を。
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サプライズバースデイパーティ
8月は私の誕生月。
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自分の誕生日は、2番目のホストファミリーに対面してからすぐだった。
今年は誕生日を祝ってもらえること、はないよなあ。
だって、まだ友達もいないし。
ホストファミリーとは会って1週間くらいだし。
なんて、思っていた。
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こんな畑がたくさんあったー!
ジョーンズさん一家が住むアストリアに着いてから、町の案内や学校に連れて行ってもらったり、近くに住む親戚も紹介してくれた。
とても親切に対応してくれたことは、今でも感謝している。
紹介してくれた人たちと話す機会はあったけど、まだ満足に会話のキャッチボールができないから、みんなの会話をじーっと聞いている子だったなあ。
渡米してから3週間。
まだまだ上手く喋れないものなんだなあって、思った。
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私の誕生日の夜、突然ホストシスターのジェシカとレティがこんなことを言い出した。
「友達のレベッカと一緒に、今から夜のドライブに行こう!」
??
えーー、こんな夜に?(といっても20時くらいだったかな)
そのまま小一時間くらい夜のドライブへ。
正直、早く帰りたいなあなんて思った(笑)
車の中は、まだよくわからない英語の会話が飛び交ってる。
会話に入り込もうと頑張って話しかけたけど、上手く話せない&聞き取れない😿
「家に帰ろうか」
田舎道を車でドライブして約1時間後、やっとホストシスターがそう言ってくれたので、家に帰ることになった。
で、家に着いたら、家の中の電気が消えている。
ホストペアレントのデニーとリンダも、もう寝たのかな?
なんて思って、玄関を開けて入ったら、
「Surprise---!!!」
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一斉に家の電気がついて、パーティクラッカーならされて。
へ????
あー、これって、『誕生日のサプライズ』ってやつだ!!!
ていうのを、2,3秒後に実感した。
「ありがとう!すごくうれしい!でもびっくりしたーー😃!!」
と言うのが精一杯だった(笑)
リビングのテーブルには誕生日ケーキとバルーンがあって、家の中にはたくさんの人たちがいた。
何人くらいいただろう。
リビングとキッチン、それに外のお庭まで人がいっぱいいて、20~30人以上はいたんじゃないかな。
もちろん、まだ学校に行っていない私にとっては全員知らないひと(笑)
ホストファミリーの親戚や学校の友達、近所の人たちなど、いっぱい呼んでくれたみたい。
こういうのってアメリカらしいなあって思った。
あの瞬間は、映画やドラマのワンシーンを切り取ったみたいな時間だった。
ホントにサプライズパーティなんてするんだ、って思った。
せっかく来てくれたから、私も日本から持ってきた日本の写真集や雑誌など、いろんなものを見せた。
その当時はインターネットがまだ一般家庭には普及されていない時代だったから、海外に関する情報は写真や雑誌などを見せるのが一番効率的。
みんな興味深げに私が持ってきた写真を見てくれた😃
ジョーンズさんは、誕生日ケーキ、バルーンとお祝いのカードやプレゼントまで用意してくれてた!
まだジョーンズさん一家と会ってから1週間くらいしかたってないのに。
すごく気を使ってくれてたんだろうなって思う。
この時は、ただただ『嬉しい』という気持ちが強かったかな。
きっと、私が来る前から計画して、みんなを呼んでくれたんだろうな。
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バルーンのリボンを記念に保管していた(写真の右側のリボン)。
お祝いしてくれたみんなの気持ちがすごく嬉しかった!
アメリカのケーキって、ホントに長方形🍰
それに、バルーンもお祝い事には欠かせないらしく、これも異文化体験だなって思った。
日本だと、誕生日のお祝いに四角いケーキとバルーンってあんまりないし🎈
『留学した年の誕生日は祝ってもらえることはない』って思ってたから、大勢の人たちに『誕生日おめでとう!!』って言ってもらえて、本当に嬉しかったな~😃
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今回はここまで。
あれが人生初で最後のサプライズパーティだろうな。
良い思い出をもらえました😃
次は9月。
新学期が始まったころの話を思い出してみたいと思う。