子どもの読解力と記憶力を鍛える「お風呂でクイズ遊び」のススメ~出題する大人にとってはわりと脳トレ~
シリーズ「我が子育ての現場から」
~No.20~
子育て業務において、わりと「負荷の塊」である、お風呂タイム。子どもが幼ければ幼いほど、また同時に入れる子どもの人数が多ければ多いほど、「お風呂でゆっくりリラックス」とは程遠い、ある種の地獄になる……というのは、経験者にはわかりすぎると思うのですが……
しかし、子どもがある程度育ってくると、お風呂タイムほど、雑音も雑念もなく、子どもとじっくり向き合えるタイミングもないです。スマホもテレビもゲームもない時間と空間。貴重。
なので、活用しない手はないのです。
我が家はもう子どもたちも5歳と10歳なので、お風呂=地獄という状況も脱しつつあります。寒い冬、湯船にゆっくりつかりながらの定番遊びは、クイズ。そもそも歴史マニアのパパが流行らせたようで、長女にお風呂で歴史クイズを出しまくっていたのが定着したようなのですが。
次女と風呂に入ると、私も「クイズ出して!」と言われます。しかし次女に歴史クイズを出すわけにもいかないので……
「おはなしクイズ・私は誰でしょう?」
で、楽しんでいます。
クイズの題材は、「シンデレラ」や「おむすびころりん」など、5歳の幼児にはお馴染みの昔話や物語。
その中の登場人物や、出てくる「物」になりきって、「さて、私は誰でしょう?」というクイズを出すのです。
例えば……
Q:私、子やぎを6匹は食べたんですけど、あと1匹、食べそびれたんですよね……隠れてて見つからなくて……私は誰でしょう?
次女「わかった!オオカミ!『オオカミと7匹の子やぎ』の!」
Q:私、植物なんですが。ちょっと大きく育ち過ぎまして。なかなか、地面から出られなくてですね。困ったわけですよ。おじいさんが引っ張っても、そのおじいさんをおばあさんが引っ張っても、そのおばあさんを孫が引っ張っても……
次女「わかった!『大きなカブ』のカブ!」
Q:私、忘れ物なんですよ。お城に片方だけ、置いていかれまして。
次女「わかった!ガラスの靴!『シンデレラ』の!」
Q:私、箱でして。でも、開けちゃダメなんですよ。開けるとモクモクモク……
次女「わかった!オモテバコ!」
……!?
次女「違う!タマテバコ!『浦島太郎』の!」
(笑)
オモテバコ……ドラえもんの道具とかで何かありそう(効果不明)
………なかなか楽しんでおります。
やってみるとわかりますが、出題する大人の方が、かなり頭使います。わかりすぎてもつまらないし、難しくしすぎても子どもにキレられるので(笑)
子どもの方は、物語のあらすじや登場人物、出てくる物などについてよく理解していないと答えられないので、物語の読解力や、記憶力を鍛えることにつながります。
オマケ効果として、出題しても答えられない物語については、親側が「あ、読んだことない?」「読んだけど印象薄い?」など確認でき、その後の絵本選びの手がかりを得ることができます。
Q:私、鳥なんですが。「絶対見ないでね」って言って、布を織ってたんですが~~……
次女「………?」
(そう言えば、「つるの恩返し」はまだ読んであげてないかも!)
とか、なるわけです。
寒さ厳しい季節ですが、親子でお風呂で温まりつつ、乗りきっていきたいものです。
本日はこれにて。
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