お菓子作りド素人なのに、我が子の誕生日ケーキ用のチョコプレートだけは必死に作っている。
シリーズ「我が子育ての現場から」
~No.19~
ケーキに乗ってるチョコプレートを作ったことって、あります?
作り方自体は至ってシンプル。
チョコペンで絵を描き、
チョコペンで色を塗り、
仕上げにホワイトチョコを溶かして全体を固めて、
出来上がり。
しかしー
これがー
図案によっては猛烈に手間がかかる!
長女の誕生日が、1月3日でして。
5歳の誕生日から、ほぼ毎年、正月早々チョコプレート作っておりまして。
いや私、ご存じの通り、パティシエとかでも何でもなくてですね。
本業は塾講師ですからね。
お菓子作りのセンスは、ない!全くない!
でも、凝り性なので、つい必死にやってしまう!という。
まあ、要するに、そういう種類のアホであります(汗)
で。
5歳誕生日→ミニーマウス
6歳誕生日→赤毛のアン
7歳誕生日→おしりたんていと怪傑ゾロリ
8歳誕生日→すみっコぐらし
と。がんばってきており。
2年前に、「すみっコぐらし」を作った時は、図案が極めてシンプルだったので、わりと楽でした。
でもいい加減、毎年作ることに疲れてきて、9歳誕生日の時はケーキ屋さんに頼んで、すみっコぐらしアイシングクッキー乗せケーキを作ってもらったのですが……
「やっぱり、ママが作って欲しい」と言われましてですねぇ……(汗)
しかも希望の図案は、
「『あつまれどうぶつの森』の中の自分の姿」とな……
これ……ですと……
仕方なくまず、チョコプレート用の図案を手書きするところからスタート。
たぬきちと、お友達のハンナも入れてみました。
日付の文字を、地味に「あつもりロゴ」っぽい感じにしてみたりもしつつ。
しかしここまで準備した段階で、「下絵の文字は反転する」という重大な事実を思い出す!!
知ってたはずなのに……
わかっていれば文字だけ鏡文字にしておくのに……
2年ぶりの作業につき、すっかり忘れており……(涙)
仕方なく、画像をパソコンに取り込み、図案全体を反転して印刷。
この反転版の図案を、透明なシート(今回は、たまたまチョコペンと一緒に買ったホイップクリームの絞り袋を利用)に挟み、まずは茶色のチョコペンで縁取り。
チョコペンで直接書こうとすると、線が太くなりすぎるので、1度お皿に出して、竹串で描いていきます。
だいたい縁取り完了の図。
縁取り作業だけで、所要時間は約1時間。
夫が子どもたちを散歩に連れ出してくれたので、どうにかこうにか。
縁取りからはみ出さないように、色のついたチョコを乗せていきます。
細かいところから塗り、広いところはあとから全体を覆う感じで。
今回使ったチョコペンは、茶・白・黒・水色・オレンジ。赤のチョコペンが手に入らなかったので、白のチョコペンに、赤の食紅を入れました。きれいな赤にはならないけど、まあ、ハンナの色としてはあり(笑)
薄紫は、水色に赤の食紅。こちらはかなり苦しい色……
チョコペンはすぐ固まってくるので、熱湯を入れた保温ポットをすぐ近くに置いておき、チョコペン溶かす用のコップのお湯が冷めてきたら取り替えつつ、作業してます。
パレット代わりの小皿も2枚重ねになってるのは、下の皿に熱湯を入れ、小皿ごと温めながら作業したから。チョコすぐ固まるので。
この色塗り作業で、また所要時間はプラス1時間。
最後の仕上げに、ホワイトチョコレートを溶かしたものを全体に。
板チョコ1枚分を湯煎で溶かしました。
黒い縁取りに合わせて乗せていきます。
全体を完全に覆い……
このまま、土台にしている天板ごと、冷凍庫へ。
待つこと30分。
固まったのを確認し、そーーーーっと、ビニールからはがすと……
完成ーーーー!
ちょーっと、顔の縁取りがホワイトチョコに溶けてにじんでしまったのが残念。あと、たぬきちの目の中も茶色の縁取りをすればよかった……
でもまあ、ド素人なわりには、がんばった方でしょう!!
下絵を描くところから、完成まで、総所要時間は約4時間程度というところでしょうか……
とてもじゃないけど、ケーキの土台まで手作りするエネルギーはないので、冷凍のスポンジケーキを買っておき、クリームとフルーツで簡単にデコり……
無事に10歳のお誕生日ケーキ、完成ーー!
ホイップクリームが!
泡立てすぎて、モロモロになっている!
でももう、チョコプレートできたから許して(泣)
チョコプレート作りも、通算5回目にしてようやく、段取りというかコツというかがつかめてきた気がして、noteに詳細を記録しておくことにしました。
ほんとはもっと良い作り方があるかもしれないのですが、結構、無心になれる作業で、ストレス解消になる要素もあり……「やってみたいかも」と思われた方、ステイホームな冬には良い気分転換となるかもしれません。バレンタインデーやホワイトデーなどにいかがでしょう。
チョコペンにこだわらずとも、板チョコだけでもできます。ブラックチョコレートとホワイトチョコレート2枚準備すれば湯煎で溶かして竹串や爪楊枝でお絵描きして固めて楽しめます。
食紅はスーパーでも売ってるので、ホワイトチョコに混ぜれば色も出せるし。
下絵から手書きせずとも、好きなイラストや画像をプリントアウトして、写し絵感覚で楽しめば、どんな図案でも思うがままです。
お試しあれ♪
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