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[法律] 入門書を読んでみる
日経新聞を読んでたりすると、「ガバナンス」なる用語にであったりします。この所、自分の頭の中では、動物の鳴き声のように木霊してたりしまして、ちょっと本を探してみました。
いや、ガバナンスじゃないじゃん!というタイトル。でも、企業や政党などの組織レベルで学ぶ位なら、規模の大きい、国の統治(ガバナンス)から入った方が良いんじゃないかな?と思いました。
というのも、例えば、一部上場企業内で起こる細かな問題は、経営層にでもならないと、経験の積みようがないです。非上場企業に至っては、その内情を知る手段は殆ど無い。その一方で、国の運営というのは、その多くの情報が公開されてるんですよね。法律も読めますし、裁判記録も公開されてて、過去の訴えや判決に触れることもできる。
法律からガバナンスまでは、とても長い道のりになりそうな予感も少し。でも、興味は持ったので、その第一歩として、本書から法律を学んでみようと思ったのでした。
340ページで練習問題をこなしつつ、7時間位で読了できました。
前半が法律や判例の仕組みや読み方の解説。後半が、憲法(国の基本法)、民法(市民同士のルール)、刑法(やってはいけないこと)、行政法(行政組織の運営)の解説でした。
なお、下の挿絵のようなトラブルは裁判所では解決しないとのこと。盆栽コンクールでの良し悪し判断に法律が入り込める余地がないためだそうで。
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勿論、この本読んだから、法律の専門家だ!とは胸を張ることはできません。でも、日本を運営している法律の枠組みを少しだけ伺い知ることができたように思います。
法律というと、正直、お仕事で関わる部分以外は全くの専門外です。無味乾燥なイメージばかりを持っていましたが、食わず嫌いだったかも?しれません。中々に面白く学べてしまいました。