【蛍光ペン】カラーの使い分け
司法試験(予備試験)の学習。2024/02/23(木)に、伊藤塾体系マスターの刑事訴訟法まで終えることができた。これまでの学習時間は72時間。体系マスターを終えるには、15時間ほどを見込む。
さて、講義聴講。当方は、iPadに取り込んだテキストに直接メモやマーカーを書き込みながら聴いている。それが、伊藤塾推奨の方法(iPad除く)であるし、聴くだけよりも、書きながらの方が話の内容に集中できるからだ。
ここ、マークしましょう!
伊藤塾の特徴?なのだろうか。「ここマークしましょう!」と、蛍光ペンによるマーキング(ハイライト)が、講師側から指示されることがある。それも、結構な頻度だ。
え、なら、最初からマーク済みのテキストを配布した方が?なんて思ってしまう人もいるかもしれない。これは、当方の想像に過ぎないが、受講生に直接指示した方が集中力を維持できる!という考えなんだと思う。だから、配布するのはモノクロのテキスト。講義を通じて、モノクロからフルカラーへと完成させるスタイルなのだ。
勿論、こんなやり方(マークを逐一指示)しなくても、集中して聴ける人は聴くだろうし、ハイライトが必要だってんなら、各自の自主性に任せたら良いかもだけど、大半の凡人は、自由にやるより、(程度問題はあるにせよ)指示されてた方がテキパキ動ける(集中できる)のも、また現実だ。
まぁ、自由を好む人は、予備校には頼らないかもね。例え、司法試験であったとしても。
色をどう使い分けるか?
自主性の話は、さておき、蛍光ペンのマーキング。悩ましくなるのが、色の使い分けなのである。単に塗ってるだけだと、テキストがカオス!になる。
色使いに四苦八苦した当方は、下の画像のような使い分けに収まってきている。折角なので共有したいと思う。
黄色
アンケート調査したわけではないんだけど、黄色って蛍光ペンで真っ先に使いたくなる色なんじゃないだろうか。濃すぎず、薄すぎず。それでいて、良く目立つ。使い勝手が良いのだ。
なので、黄色は、自分が気になった箇所や講義で説明のあった箇所(タイトルや副題)に塗っている。ここ読んだよね、説明合ったよね、と復習時の読書にメリハリをつけるのに役立つハイライトである。
青
続いて、白地のテキストに塗ると、ちょっと濃く、裏側にも染みる気がする青色。
青色は、講義で「ここマークしましょう!」って指示のあった時に使っている。これで、前述の黄色(自分が気になった)とは区別しつつも、講義の内容を思い返せるようになる。
緑と茶色
緑と茶色は、それぞれ、「用語」と「条文番号」用。どちらもミニテストの目印だ。
先ず、上の画像の「起訴便宜主義」。これは、用語なので、講義後に単語カード(当方はITサービスのQuizletを利用)に放り込でおく。それ以外の復習時も、緑を見つけたら読むのをちょっと休めて「用語の意味を覚えているか?」をささっと確認。
茶色は条文番号に付けるのだけど、全てにハイライトする訳じゃない。講義で実際に六法を引いた条文番号だ。
こちらも、ミニテストで、復習時は、条文番号から条文の内容を少しだけ思い出してみている。一字一句まではわからなくていいから、どんな話だったかな?のイメージを思い起こすというミニテストだ。
紙の六法は常時持ち歩けるものではないけれど、外出先の場合は、iPhoneやiPad miniからアプリで呼び出せる。良い時代である。
最後に
さて、今後、何を間違ったか、自分が司法試験予備校を経営することがあったとするだろうか?いや、隕石が落ちてきても、そんなことは無いと思う。だけど、仮にあったとして、自分は、受講生に蛍光ペンの色分けを指示するだろうか?それは、悩ましい問題だ。
各自自由で良いじゃん!は、その通りなんだが、でも、受講生の集中力アップなどの効果が認められるとして、仮に案内するとしたら・・・?自分は、今回紹介した色分けで固まりそうな気もしてきた。
そして、そこまで考えて、どうして、そもそもテキストにハイライトするんだろう?と、「事の本質」を、ようやく、考えるに至った。復習する時に、集中して読むべき場所、そうでもない場所に瞬時に情報を切り分けるためにテキストにハイライトを付け、その色も分類分けをするのだ。
この復習用の情報分類は、学習という視点でみるならば、誰かが事前にやってしまったら意味が成さない。受講生が、自らの手で成して初めて効果を発揮する。
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