自分の顔が大嫌い

お久しぶりです。
単刀直入に言うと、タイトル通り自分の容姿(特に顔)が私が小さい頃から大嫌いです。そのせいか、私は他人の容姿について、本人に対してとやかく言うことを避けてきました。

そして今回の記事では今日、2020年4月4日に起こったことを書くとともに、自らの自己嫌悪がどのように形成され今に至るのか、書いていきます。

今日、2020/4/4、私は昼前に起床、家事をこなし、夕暮れ前にバイトに出勤しました。私はアパレルチェーンで働いているのですが、いつものように店に入り、店長に挨拶をし、同僚にも挨拶をし、店の奥にある休憩室の鍵を持って、そこで出勤する時間を待っていました。後輩の女の子が後から休憩室に入ってきて、少し話をした後、出勤準備をし、時間となったので休憩室を出て、店のレジ奥にあるPCで出勤打刻を済ませ、私の店では、出勤後朝礼をすることが規則になっており、その朝礼をするために店長を待っていました。そして店長が到着し朝礼を始めました。昨日の予算対売り上げ比、今日の業務内容などを説明され、いつも通りだなぁと思いながら聞いていました。しかし、店のアンケート(購入レシートの1番下に載っていて、お客様に書いていただく、店々の評価を決めるためのもの)の話になり、挨拶についての得点が伸び悩んでいると言う趣旨の話をしていました。すると店長が急に私に対してこう聞いてきました。

「(筆者)くん、いつも俺が言っていることって覚えてる?」

正直なところ、あんまり覚えておらず、

「ちゃんと全員に対して挨拶する、ですか?」

と答えました。すると、

「それに近いんだけど、お客様とのすれ違い時の挨拶を笑顔ですることだよね」

と言われ、あぁ確かにそんなこと言ってたなぁという感覚で、あまり的確には覚えていませんでした。
今の時期、新型コロナウイルスの影響でマスクを絶対着用になっているため、お客様への笑顔がかなりわかりにくい状態になっている。そのため、目だけで笑顔だと伝わるようにして欲しいと言われました。
こんな風にやって、とマスクをしたまま目だけで笑う顔を店長が作り、やってみて、と言われやってみました。しかし、上手くできませんでした。一緒に朝礼を受けていた上手くできており、私だけ疎外感を感じました。ただ正直できないことはなんとなくわかっていたので、あまり気に留めなかったのですが、その後店長に言われた一言が、私の心をえぐりました。

「ちゃんとやってよ」

「なんでできないの?」

え、え?ちゃんとやってよ?ちゃんとやってるんですけど?なんでなんてわかるかよ、と言う気持ちでいっぱいでした。ただ、私のお客様からの評価は店長より数段上だったので、心の中で「俺より評価上行ってから物言えや」と言う気持ちでもありました。

しかしその時、同僚もレジ中にいたので、目だけで笑ってみてと頼んでみました。そしたら上手くできて、そこまでは良かったのですが、その同僚の癖で、私に対して煽り倒し、私のメンタルはまた地に堕ちました。

…その後何度も何度も目だけで笑う練習をしましたが、結局上手くできず、店長と同僚には煽られてばかりで、正直その場で泣き出しそうでした。なぜ私がこんな目に遭わなくてはいけないのか。
何で私がこんなに顔を造るのが苦手なのか、その理由は私が小学生の時に遡ります。

小学生の時は、私も笑うのが大好きな人間でした。何かちょっとでも面白いことがあると大爆笑を繰り返していました。今から考えれば笑いすぎとも取れるほど笑うことが好きだった。
しかし、小学生高学年になってくると派閥が生まれてくる、いじめが横行し、私もその被害に遭いました。靴を隠されて、筆箱を壊され、挙げ句の果てにトイレに閉じ込められるなど、個人的にかなり酷かったです。しかし、その中でも1番心が壊れそうになったのが、容姿に関するいじめでした。

小中学生の時はずっと坊主頭だったせいもあり、何度もハゲと罵られ、生まれつき鼻の穴が大きかったせいで、鼻デカハゲとも言われ、名前に「たか」がつくせいで、ハゲタカとも呼ばれた。そして、笑った顔が気持ち悪いと言われ、笑うことがどんどん苦しくなり、今でも心から一緒に笑える人はかなり減ってしまいました。今数えても5人ぐらいだと思います。

このいじめが原因で、今では写真を撮られることも苦手になり、いざ撮るとなっても、とてもぎこちない笑顔になってしまいます。
そして、私がもっと笑顔がカッコよければ、私の容姿がもっと良ければ、私の顔がもっとカッコよければ、こんなことにはならなかったのか、このようにふと思ってしまい、負のループに陥っています。

この記事を読んでくださっている皆様。
皆様の友人にも、知らないだけで私と同じ過去を持った方がいるかもしれません。
だから、使う言葉には気を付けてください。
お願いします。
容姿に関していじったり、話したりすることを、相手との話のとっかかりとして利用しているのなら、やめておいた方がいいと思います。必ずしも相手を不快にさせているわけではありませんが、私のように不快にしか感じない場合もあるからです。

自らの容姿が好きな人は好きな人で別にいいと思います。しかし、世の中には、自分が嫌いだからじゃなくて、受動的に自己嫌悪に陥った人もいることを、笑顔が上手く造れないように人格形成「されて」しまった人もいることを、知っていてください。

疲れたので、今日はここまでにします。
それでは。私が生きていれば、また、



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