いちにち いちにち を まったく大事にせず生きてる感 今日はともだちの誕生日 寝る 2021/3/19
体温と体の重みは好きな男からしか貰えない。 あっち向いてくださいと言われ、横向きで添い寝してもらって後ろから抱きしめられる。腕枕越しの指を触るのが好き。自分の手と圧倒的に違う男の人の手と指が好き。指の輪郭をなぞる行為。 後頭部から響く低音の声、腰で感じるお腹の呼吸、腕の重み、胸板の体温。自分だけじゃどれも得れない。 左肩に刻印はまた。強めに残る。左肩以外にも少し別の場所にも。付けられては、消える。痕跡は跡形も無く消え去る。 朝着替えるたびに思い出して、鏡で跡を見て、あ
夜景を流し見して、夜景なんて久しぶりだなと頭の中でぼーっと振り返って、京都タワーが隙間から何度も見え隠れ。それから嵐山、渡月橋が十秒も満たないうちに流れて、桂川の音がした。外気温5℃。 仕事終わり、年末、お互いうんと疲れてるのに約束して会う。わりと長い時間一緒に居ても全然息苦しくならない。そういう関係性を新しい人と築けることが年々難しいことやと知ってる。友達でも彼氏でもない、この存在に今年とても救われたということ。めちゃくちゃ救われたよありがとうと本人にも伝えた。 「溶け
匂いを残して去ったベッドでそのまま眠った。目覚まし時計が鳴る1時間前にふと目が覚めて、匂いが無くなったなと気づく。私の身体が彼の匂いを吸収したんだなと。 冬の朝焼けがちょうど窓から見えて、オレンジと青と黒が美しかった。そのまま、また少し眠る。 私は、「自分が好きな男と生産性の無い時間をふたりで過ごす」のが好きなんだと、ようやく気付いた。この人のおかげで。だから「彼氏」じゃないこの関係性をめちゃくちゃに楽しんでいる。 とてもシンプルに好きだと伝えた。ご存知だと思いますがと
招くと、寝転んだ。同じベッドに寝転ぶのは初めてだった。最初、距離感がわからなくって、どうしようかなーーーと思ってたけど、無理なら無理とはっきり言う人だったなと思い、勝手に腕を動かして後ろから抱きついてもらう添い寝スタイルを作った。やすやすと。 まんまと抱きしめてもらった。好きな男に。この体勢で抱きしめないはずないよね。やらされてるしね。 人の体温ってこうも気持ち良いものか、、と、いつも異性に感謝する。異性じゃないとダメで、好きな男じゃないとダメで、やっぱりこの人の存在に今
会った日の夜、お風呂に入って身体を洗い始めた時に、「ああ、ここ触られたな」って思う。いつも。 触れられた体の一部を、触れられた時のふたりきりの空気を、思い出す。その人のことを思い出す行為。 運転席側に仰向けにもたれた。彼の太腿が枕となる。 フロントガラス越しに見えた、街灯に照らされた紅葉の木々がやたらと美しい夜で。左耳からお腹の呼吸が聞こえ、そのまま見上げれば私が好きな顔の男が居る。目を閉じていた。かっこいいな!
私もこんな風に思って生きてる。 最近、生きてる理由ってわりと無いなーが脳内にずっと居る。 生き続ける理由って、なかなか難しい。 死ねないから生きてるが、正解かもしれない。
車内、ふたりの匂い。 匂いのお話は今回も。人の匂いが好きだと言っていた。 「大丈夫ですか?」と聞かれて、「大丈夫じゃない」と、言ってもいいと/甘えてもいいと私はこの人に対して思えていて、大丈夫じゃない時に大丈夫じゃないと言える人が居ることは、とても強い。 昨日も会えたのはもちろん夜。お互い仕事を終えた後。雨は降っていなかった。いつも夜、いつも真っ暗な中で会う数時間だな。 車を停めて、ふたりとも緩んで、内容の無い話をしたりして、少しだけ触れ合う。とてもささやかな体温と匂
たまたま近くに居て たまたまいいタイミングにお互いの連絡が合って また会えた。 いつもと同じ、夜。 1週間振りの夜。 少しの時間だけだと思っていたら、交通量の少ない路肩に車を止めてくつろぎだした。優しいなと思った。話そうとしてくれる態度が嬉しかった。 いつも、ちゃんと対峙してくれる人で、蔑ろにされたことなんて一度も無い。あと、会える時はだいたい夜と雨と一緒。 前と違って、この日は私にアルコールが入ってたこともあり、最初からご機嫌緊張無しモードだったため、空気がゆ
思考を奪って欲しかったのに シラフじゃ冷静過ぎてちっともやなことを忘れられなくって、 多分、お互い、とても不満足に重なった夜だった。 向こうはアルコールを飲みながらだったが、 合流したのがもう25時前、私は明日も仕事、甘い言葉も空気も無く、ただいらついて、寝たくて、「もうあなたに期待もしないし頑張りません」宣言をして、とてもとても不愉快な夜やった。 何も気持ち良くなかった目的を済ませ、いつもその彼とする時に得る満足感が何ひとつ無く、今日は失敗だなと過ぎる。。男性性が
思い出が、ただ増える。 車で来てくれたのはマンション横コンビニの駐車場。 待ち合わせはローソンでー♪YUKI様。そう、ローソンの駐車場。2度目。 助手席に乗り込み、こんばんはと一言。 久しぶり過ぎず、けど親密でも無い距離感の開始にはふさわしい今日何してた話をして、そこから広がる他愛のない話をして、寒くなった季節を横目に、黒いマスク姿の私たち。真夜中に何やら滑稽だなーとふと思う。withコロナ。 半分顔を隠せてても「にやにやしてるでしょ」と気付かれ、あまり嬉しくもなさ