宵の山車巡行
「せきのやま」の語源となった山車
夏と言えば、祇園夏祭り。
江戸時代から続く伝統行事で、毎年、この日が来るのを楽しみにしている。
私は祭りの様子を楽しみながら、シャッターチャンスを狙う。
山車が巡行する時間が長いので、夏の日差しを浴びてゆっくり進む山車を狙うのもよし、夕焼けをバックに撮るのも良し。
夜になると提灯に彩られた山車は大層美しく、毎年見ていても飽きることはない。山車の上部を回転させる「舞台回し」の迫力にも圧倒される。
「舞台回し」を美しく撮るのが毎年の目標で、その日のその時間を楽しみに待つのだが、いつどこで「舞台回し」が始まるかは決まっていない。詰めの甘い私はその時間まで待てず、シャッターチャンスを逃す。これも恒例だ。
さて、この山車(「やま」と読みます)。
実は「せきのやま」という言葉の語源になっている。
「精一杯」とか「めいっぱい」を表す言葉だが、この山車巡行を見れば、
なるほど、この語源になった意味がわかる。
シャッターを切りながら、どこかに当たりはしないかとハラハラするのだ。
※本物の「せきのやま」をぜひ一度ご覧ください。
(詳しくは「観光三重」を参考にどうぞ。)
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