俺の麻雀、覚醒の時

メガネのバトルを終えてから数か月の時がたっていた・・・・

みんな麻雀に没頭し休みの日は泊まり込みでするまでになっていた

以前、配牌から後のツモや手牌の変化をイメージする麻雀は俺の中で続いていた

いい牌来い!いい牌来い!と念じながら1牌1牌をツモっていたすると今後変化する牌に何か気配を感じるようになってきた

皆、何言ってんだコイツ病気か?(笑)とお思いだろう

しかし漫画と同じようになぜかその牌が際立って見えてきたり掴んだ牌に電流が走るような感覚を俺は覚えていた

この感覚は大事にしなくてはと思った次第にガンガン麻雀でも前に出ていけるようになりかなり勝率も上がった

決定的に自分が覚醒したと人生で感じたアガりがある


南3局1本場18600点持ちの西家だった巡目が進み上家が3回鳴いて俺は海底になっていた手牌はこんな感じである↓

画像2

ツモ1p・・・

海底前で俺は違和感を覚える・・・もしかして海底にいるのか?しかし選択議がある1pを切るのか?4pを切るのか?手牌を含め2pは3枚見えている1pを切れば一盃口だ!

南は捨て牌に2枚飛んでいた・・・

俺は悩んだ末に4pを切ったなぜなら上家に座っていた奴の最終手出しが2pでその数巡前に4pが通っていたからだそしてそいつはシャボ待ちや愚形の形が大好きだ1pを切ったら当たる可能性がある・・・もちろん4pで当たる可能性もあったが・・・・

4p切りリーチ・・・・・

通った・・・あとは海底にいるかいないかだ・・・・

・・・

盲牌をすると3pでリーチ、一発、ツモ、海底、裏ドラ2!!跳満だった!

画像1

上家の手が開かれた待ちは1pと5sのシャボ待ちだった

「おい!そこは1p切っての一盃口だろ!なんだよその一発ツモは!!」

若干怒りながら、ありえねえ・・みたいにやりきれない表情で上家が言う

俺「なんか、勘としか言えない・・でもすごくね!!」

何かはわからないが、こみ上げるものが俺の中を駆け巡っていた

こっから鬼のように俺はツモり続けた!

(もう何も怖くない・・)

逆転勝利!!!!

気持ちがあがってくるとなんとそれに答えるように配牌もクソ良くなって今まで5シャンテンとかだった手がいきなり配牌で1シャンテンとか2シャンテンでまるで俺に麻雀牌が勝てと伝えているような気がした

おまけに配牌でドラ暗刻、赤赤みたいな手まで入り続けたw

おかげで今までのマイナスも全部取返しプラスの領域からさらに勝ちを上乗せして集まるメンツではいつの間にか俺は勝ち頭になっていた



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