2022年を振り返り、2023年を迎える
2022年は個人事業、SAGA COLLECTIVE協同組合の事業、ともに道筋が見えてきた1年でした。1年の棚卸しと抱負のまとめを毎年続けていこうと思います。
1.個人事業主として
2022年の振り返り
補助金の申請書作成業務を中心に、一部補助事業の実行支援や専門家派遣業務を行いました。
<良かった点>
多種多様な補助事業に挑戦できたこと、申請のみならず事業の執行や実績報告や清算にかかる業務を一通りやれたことは収穫でした。
補助金の種類・業種を問わず、広く対応できたのは自信になりました。
また、1件当たりの負荷も見当がつくようになり、私自身のキャパも大体見えてきました。
引き続き「全ての案件、採択され補助事業が完了するまで責任を持つ」という前提で、対応させていただく予定です。
<改善点>
補助金申請書作成業務は作成料と成功報酬の2つの報酬体系としています。入金のタイミングは以下の初期設定としました。なお、いずれも請求翌月末の支払期限としています。
作成料:申請書納品時に請求
成功報酬:補助金入金時に金額確定し、請求
交付決定をもって成功報酬額を確定し全額請求するケースが多いようですが、補助金入金(「採択→交付決定→事業実施→補助金請求→補助金入金」をすべてフォロー)をもって「成功」と個人的には定義しているので、このような請求のタイミングとしました。
事業実施期間が約1年となると、補助金申請書作成から成功報酬の入金まで1年以上間隔が空くことになり、私自身のキャッシュフローがかなり厳しかったです。
「成功」の定義は変えませんが、成功報酬の請求のタイミングは交付決定時と補助金入金時の2回に分けることも考えています。
「支援事業者様ファースト」は守りつつ、少しずつ改善していきます。
2023年の抱負
「全ての案件は採択され補助事業が完了(入金)するまで責任を持つ」
「補助金採択ではなく入金をもって成功」
のポリシーを崩したくないので、案件数を増やす予定はありません。
各種補助金でグリーン枠が創設されるなど、脱炭素に向けた動きが加速していますので、この新たなトレンドにもしっかり対応していこうと思います。
引き続き特定の補助金・業種に限定せず、幅広く対応して、自分自身の知見も広げていこうと思います。
共著書籍の執筆も進めており、文書を書く量は今後も増えていきそうです。
執筆時間の確保とスピードの向上は課題であり、毎朝1時間確保するなどルーティン化しようと思います。
2.SAGA COLLECTIVE協同組合として
2022年の振り返り
SAGA COLLECTIVE協同組合は2021年10月に法人登記し、まだまだ創世記にあります。
ブランドコンセプトの刷新については、こちらに経緯をまとめています。
家具メーカーや食品メーカーなど10業種の11メーカーからなるSAGA COLLECTIVE協同組合は「エシカル(倫理的)」をコンセプトとしています。
JEI(一般社団法人 日本エシカル推進協議会)の「エシカル基準」を参考に、「地球に優しい、社会に優しい、人に優しい活動」を推進していきます。
自然環境を守ること、地域社会に貢献することは、全社すでに取り組んでいました。
CO2排出量を算出することでこれらの取組みを少しでも可視化、定量化できないか、試みているところです。
可視化、定量化することで、皆さまにわかりやすくお伝えする材料となること、私たちのエシカルな活動の推進力となることを狙っています。
そして、「CO2排出量の算出→Jクレジットでのオフセット→オフセットした商品の販売」をこの一年で実装しました。
ECサイトやふるさと納税、卸販売が稼働しており、動かしながらオペレーションの改善をしています。
2023年の抱負
「エシカル」のコンセプト、Webサイト、ECサイト、商社機能(受発注、入出荷のオペレーション)といった骨格が出来た1年でした。
これらの実行と精緻化を積み重ね、骨格に肉を付け魂を込めていきます。
「エシカル」な活動の強化は個社単位で推進していく上、共通項としてカーボンニュートラルの取組みも強化していきます。
2022年はScope1、2にとどまりましたが、Scope3にも領域を広げます。また、2030年、2050年それぞれの政府目標を踏まえ、私たちのロードマップを策定し実行していきます。
「エシカルとは何か?」自問自答を続け、エシカル(倫理的)と思えないことはやらない。
やることではなく、やらないことを今年の抱負とします。
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