グレーの濃淡

わたしはグレー色のモノが好きです。
色に選択肢があるのなら、グレーを選びます。

お洋服なんかはトップス、ボトムスどちらもグレーなんてありですし、
なんなら、靴下までグレーにするのも素敵だと感じます。

グレーには限りなく白に近い明るいグレーもあれば、炭の色に近い暗いグレーもあると思います。
そんな濃淡を楽しむのもいい。

人間関係のグレーもいいと思います。
“グレーゾーン”ときくと、なんとなくマイナスの印象でしょうか。

けれど、グレーもいい色です。
白黒はっきりさせずにその間のグレーを楽しむことができたら、考えすぎず期待しすぎず、いい塩梅の“今”の色を楽しめそうな気がします。

黒くなりすぎたら、白を混ぜればいいですし、
白くなりすぎたら、黒を混ぜればいいのです。

白色の絵の具、黒色の絵の具を出しておわり。
きっとつまらないでしょう。
色を混ぜて、好きなグレーをああでもないこうでもないと探しているほうがよっぽど楽しそうです。

曇り空の日はこんなグレーがいいかな、と考えます。